2021年4月3日(土)~5日(月)清明節3連休、新疆一人旅のまとめ。旅費総額や外国人手続き、セキュリティ対策などをまとめました。
新疆旅行日程
- 1日目 上海虹橋→(飛行機)→ウルムチ
- 2日目 ウルムチ→(新幹線)→トルファン→(新幹線)→ウルムチ
- 3日目 ウルムチ→(飛行機)→上海虹橋
トルファンで観光した場所は下図の通り。
▼トルファン観光まとめ動画
旅費総額
今回の総費用は3,605.74元(=60,257円)です。
【内訳】
- 飛行機 1,910元(上海虹橋、ウルムチ往復。春秋航空、吉祥航空利用)
- 新幹線 103元(ウルムチ、トルファン往復2等車)
- ホテル 606元(グランドメルキュールウルムチ2泊)
- チャータ―車 650元(トルファン市)
- 観光 127.5元(入場料0元、電動カート27.5元、ラクダ乗り100元)
- 地下鉄 12元
- バス 3元
- タクシー 24.24元
- 食費 170元
まず、3連休初日発、最終日戻りなので飛行機の値段が高かったです。ウルムチでは外国人宿泊可能なホテルが少ないので、5星ホテルに泊まりました。そのため宿泊費も結構かかっています。
また、トルファンでは、外国人が参加できる現地ツアーが無かったため、車をチャーターしました。1人でチャーターしたので割高になっています。
新疆のセキュリティ対策
今までのブログに書いてきた通りウルムチ、トルファンでのセキュリティ対策はかなり厳しいです。
地下鉄・バス
地下鉄に乗るのにも空港並みの安全検査があります。マスクを外して金属探知ゲートをくぐり反応が無かったしてもボディーチェックがあります。車内では警備員が2人組で常に巡回しています。
また、バスではバス停ごとに安全検査員が常駐していて、荷物の金属検査や乗客の体温検査を行っています。
街の様子
ウルムチ市内でまず気になるのは警察署がかなり多いという点。大通りでは交差点毎に1か所あるのではと思うくらい、よく見かけました。
裏通りや住宅団地では住民以外入れないよう封鎖されています。
地図アプリで「ホテルから紅山へのナビ」を表示してその通りに行こうとしたら、封鎖されて通れませんでした。
▼西虹东路南一巷の入口
観光地はどこも荷物検査があります。
▼ウルムチ市内街歩き動画、監視カメラや警察署について
ガソリンスタンド
一番面倒だと感じたのはトルファンのガソリンスタンドでの給油です。ガソリンスタンドは特にテロ警戒で厳重警備。1回の給油で15分待ちました。
スタンドに入る前に、台帳に記帳、身分証明書をスキャン、トランク・ボンネット・車内検査があります。
運転手以外はガソリンスタンド内に入ることが出来ないので車から降りて外で待機です。
外国人手続き
外国人が新疆を旅行する際には少し面倒な事があります。
過去記事にそれぞれ書いていますが、ウルムチ空港到着、トルファン駅到着、ウルムチ新幹線駅到着時にそれぞれ係員や警察に職業や滞在予定などを聞かれました。
また、トルファンでは外国人は駅到着時にPCR検査が必須です(2021/04現在)。ただ、どこも警官はフレンドリーな人が多く、色々観光に関する情報を教えてもらえたので、それほど苦になりませんでした。
まとめ
2021年4月3日(土)~5日(月)の3連休に新疆一人旅に行ってきました。
行く前は「外国人が新疆に行くと監視される」「空港・駅で写真撮影すると警官に注意される」等という噂を聞いたことがあり、面倒そうだと敬遠していました。ただ、実際には噂されているほど面倒な事は無く、普通に観光する分には全然問題ないです。
特にトルファンはかなり良かったので、また機会があれば行ってみようと思います。今回はコロナの影響でいくつかの施設がまだ閉鎖されたままで観光できませんでした。