2023/12/30(土)~2024/01/06(土)7泊8日でチベット・チョモランマツアーに参加しました。
今回のチベット旅行の旅費や外国人の行動制限・高山病対策等についてまとめました。
- チベット・チョモランマツアー日程
- チベット旅行旅費総額
- 高山病について
- チベットツアー参加者
- ガイドについて
- 出前・配車・現金
- 気温・トイレ・交通事情
- チベットで宿泊したホテル
- チベットでの外国人の行動制限
- チベットでの食事
- まとめ
チベット・チョモランマツアー日程
今回のチベット・チョモランマツアーの概要は下記の通り。(2023年→2024年)
- 12/30 上海→チベットラサ市
- 12/31 ラサ市内観光(大昭寺,色拉寺)
- 01/01 ラサ市内観光(ポタラ宮,チベット文化体験)
- 01/02 ラサ→シガツェ(ヤムドク湖,カローラ氷河)
- 01/03 シガツェ→エベレストベースキャンプ
- 01/04 エベレスト→シガツェ(タシルンポ寺)
- 01/05 シガツェ→ラサ市
- 01/06 ラサ→上海
▼各日の詳細記事
▼まとめ動画(Youtubeショート)
【2024年】チベット・チョモランマ 外国人ツアー8日間 #チベット #エベレスト #ベースキャンプ - YouTube
チベット旅行旅費総額
7泊8日の旅費合計は11,985.58元(=24万円)
出発前費用
- ツアー代金 6,100元(外国人・オフシーズン・3つ星ホテル)
- 一人部屋差額 900元(ラサ、シガツェホテル6泊分)
- 飛行機チケット 3,979元(上海⇔ラサ)
▼ツアー申込から出発までの詳細
ツアー代金には各観光地のチケットや交通費は含まれています。食事はホテルの朝食のみ提供され、昼食・晩飯は基本自腹です。(2回だけツアー料金に含まれる)
ツアー中に支払った費用
- チップ 400元(運転手・ガイドにそれぞれ200元)
- 民泊アップグレード 50元(エベレストベースキャンプ)
- 食費 463.48元
- 交通 51.9元(バス1元×2、配車×5)
- 観光地 30元(ヤクに乗って記念撮影)
- その他 11.2元(酸素ボンベ)
交通費は自由行動中の移動など。チップはツアー行程終了時(ツアー終了1日前)に渡しました。
高山病について
チベット旅行で一番懸念していたのは高山病。
スタート地点のラサ市の標高が3650m、エベレストベースキャンプは標高5200mです。
ただ、事前に予防薬を飲んでいたおかげか特に問題はありませんでした。
▼高山病予防薬について
ラサに着いた当日や5000m近くになると息苦しさを感じましたが、頭痛などは無し。他のツアーメンバーも全然問題無さそうでした。
酸素ボンベは、場所によって値段が異なります。一番安いのは薬局から出前で注文。1000ml 1本が約10元です。
使ってみましたが、効果があるかは不明。1000mlでは続けて使用すると5分くらいしか持ちません。
観光地や薬局での値段は高いので、不安がある人はデリバリーでホテルまで何本か配達してもらうと良いかと思います。
私が使っているスマートウォッチは5年以上前に発売された古いモデルのため、気圧(標高)や心拍数しか測れないですが、最新のモデルだと血中酸素濃度計測に対応しています。
チベットツアー参加者
今回は1人でツアーに申込み。ラサ到着までツアー参加者が何人いるかも不明でした。
結局、参加者は計15人でロシア人、ポーランド人、ブラジル人、マレーシア人、日本人、台湾人、中国人と多国籍メンバー(台湾人が5人と最多)。そのため、各観光地では英語と中国語でガイドが解説します。
私と同じように1人で参加しているのは他に3人いました。
そもそも3人以上の団体でチベット旅行をする場合はこのような混載ツアーではなく、運転手・ガイドを貸し切ってグループだけで旅行する事が多いとのことです。(行く場所等を自由に決められる)
ガイドについて
ガイドはチベットの田舎出身。そのため、昔ながらのチベット族の習慣が残っていて
- 3人の弟で1人のお嫁さんを共有している。(一妻多夫婚)
- 苗字は無い
- 1年に1回しか体を洗わなかった
等話していました。ガイドは長男のため今は1人家を出てラサ市で生活しています。
出前・配車・現金
ラサ中心部やシガツェ市中心部でも出前(美团外卖、饿了么)や配車アプリは使えます。
▼高德地图で配車依頼した履歴
料金は、上海と変わらずかちょっと高い位。配車されるのはEVで運転手は大陸から出稼ぎに来ている人が多いです。
ラサ市内のバスは1元。上海の交通カードNFCが使えるのでスマホタッチで乗車出来ます。
出前は上海より高めの店が多いです。(主食が30元位~)
ラサ・シガツェ市でも注文から30分位で届きます。
ほとんどの飲食店ではWechatや支付宝での支払いがOK。
現金を使ったのはガイド・運転手へのチップとローカル茶館くらいです。(コップの近くに1元札を置いておくと係員がお茶を注いでくれる形)
チベット族のローカル飲食店では相席になることが多かったです。
あと、地元の人は1角札(0.1元)を持って寺院に参拝し、各仏像の前にお金を置いていました。
気温・トイレ・交通事情
ラサ市やシガツェ市では朝晩は寒かったですが、日中は太陽があたり比較的暖かく感じます。
チベットでも北京時間が使われていますが、経度がかなり異なるため17時過ぎくらいが一日の最高気温。
逆に朝10時くらいは結構寒いです。
トイレはラサやシガツェ市内は問題ないですが、国道沿いの飲食店や小さめの観光地ではヒドイ場所が多いです。溝があるだけで、ついたてがあったり無かったりと特に女性は大変そうでした。
道路は全体的に整備されていますが、エベレストに向かう道はカーブだらけ。
車酔いする人は酔い止め薬があったほうが安心です。あと、今回のルートでは車の右側に座ったほうが、車窓から良い景色が見れていました。同じコースに参加する際にはバスの右側に座るのがオススメ。
スマホ電波は大部分の場所で通じますが、ベースキャンプに向かうシャトルバスでは「联通」の電波が通じませんでした。「移动」は問題なし。
チベットで宿泊したホテル
宿泊したのは下記ホテル。
- ラサ「拉萨喜马拉雅酒店」4泊
- シガツェ「日喀则喜嘎央恰大酒店」2泊
- ベースキャンプ付近「定日藏域圣洁富氧酒店」1泊
ラサのホテルでは2種類の酸素供給装置がありましたが、効果があるのかは不明です。
▼部屋全体に酸素を供給(無料)
▼鼻から酸素を吸入(有料)
▼ラサホテルのアメニティ
歯ブラシ、髭剃りだけではなく、液体洗剤も用意されていました。今回は日数分の着替えを持っていきましたが、ラサは乾燥しているので手洗いしてもすぐ乾きそう。
チベットでの外国人の行動制限
外国人がチベットに行くには事前に旅行会社に申請し、入境証を準備する必要があります。また、チベット到着後も基本的にはガイドと行動します。
ツアーの自由時間でも行ける場所に制限があり、チベット仏教寺院はガイド無しで入ることは出来ません。
以下の場所は外国人単独で行くことは出来ますが、パスポートチェックや手荷物検査があります。
- 八廓街
- ポタラ宮広場
- 西蔵博物館
その他、飲食店・ショッピングモール等は自由に行くことが出来ます。
チベットでの食事
食事は、毎日ヤク肉や酥油茶など同じモノを食べていました。
糌粑
そのため、後半は飽きてきました。ラサやシガツェ市内であればケンタッキーのデリバリー等対応しているので、チベット料理以外の選択肢も多少あります。
まとめ
7泊8日でチベット・チョモランマツアーに参加しました。
今回初のチベット旅行。期間中ずっと天気も良くベースキャンプから世界一の山「エベレスト」が山頂までキレイに見れました。
また懸念していた高山病の症状も無く、ポタラ宮をはじめ当初予定していた行程を無事終えれたのが良かったです。
ただ、外国人がチベットに行くには入境証の他、乗れる飛行機に制限があったり、行ける場所も限られていたりと何かと面倒です。あと、費用も今回は8日で24万円とかなり高額・・。なのでコスパという意味ではあまりオススメ出来ないです。
これでやっと中国の全省・全自治区を一通り旅行できました。今年は、今まで以上に海外旅行に行こうと考え中。