2023/12/30(土)~2024/01/06(土)7泊8日でチベットに行きました。
7日目はシガツェ市からラサ市への移動。8日目は夕方の便でラサを離れ上海に移動します。
ラサ市内では自由行動。と言っても外国人がガイド無しで移動できる場所は限られています。
チベット旅行7,8日目の日程
2024/01/05(金)
- 08:00 シガツェ市ホテル出発
- 13:40 ラサ市ホテルチェックイン(自由行動)
2024/01/06(土)
- 13:00 ラサ市ホテル出発
- 14:10 ラサ空港着
- 16:00 上海へフライト(MU2336)
シガツェ市からラサ市への移動
チベット第一の都市「ラサ市」と第二の都市「シガツェ市」までは高速道路建設中です。現在は一部区間開通済みで、全線は今年(2024年)中に完成予定。
「雅鲁藏布江」沿いの国道318号で東に向かいます。
途中から高速道路へ
「茶巴垃」サービスエリア
ラサでの自由行動
シガツェ市を出発して5時間40分。ラサ市内に到着しホテルチェックイン。
ここでツアーの全行程が終了。ガイド、運転手とはお別れです。それぞれにチップを渡し、後は自由行動。
自由行動と言っても、チベットでは外国人はガイド無しで寺院に行くことは出来ません。外国人の制約が無い場所を観光することにします。
西蔵博物館
「西蔵博物館」は事前予約制です。Wechatの公式サイトで時間を指定して予約します。(外国人個人での観光もOK)
14:15 博物館到着。手荷物検査をしWechatで予約した2次元コードを提示します。
中には習近平と共産党歴代指導者の写真。
この写真はポタラ宮広場を始め、ラサ市内いたるところあります。
西蔵の歴史、文化に関する展示
大昔の壁画など。
▼「松赞干布(チベット初の統一王国を樹立し、チベットに初めて仏教を導入した人物)」と「文成公主」の結婚の様子
世界に3体しか無い「釈迦牟尼」等身大像の写真。左:8歳、右:12歳(ツアー初日に大昭寺で実物を見ました。)
「宗喀巴」を教祖とするチベット仏教最大宗派「格鲁派(ゲルク派)」についての解説。
ラサ周辺の寺院は大部分がこのゲルク派です。
歴代のダライ・ラマについて。第一世の「根敦朱巴」は「宗喀巴」の直弟子。
インドに亡命している14世は存在していません。
パンチェン・ラマについて。現在の11世については中国側が認定している人物が記載されています。
西蔵博物館の3階ではポタラ宮を見ながら休憩できる机が用意されています。
「百万农奴解放纪念馆」は中国側が主張する西蔵の歴史。
1950年代のチベットでは、上層の僧侶や一部の寺が富を独占していて多くの人が奴隷のような扱いを受けていた。
また残酷が刑罰が行われていた。
それをチベット動乱後に中国共産党が民主改革し100万人の農奴を解放した。と主張しています。
▼西蔵博物館での動画
【チベット旅行】西蔵博物館~中国政府の主張するチベットの歴史を展示 - YouTube
ポタラ宮撮影
博物館見学後、ポタラ宮へ写真撮影に行きます。
まずは、50元札と同じロケーションでの写真撮影。「药王山观景台」へ。冬季のためか料金は不要で、人もそれほど多くないです。
周りの人がやっているように50元札とポタラ宮を重ね合わせて撮影。
が、中々ピントが合わず難しいです。
近くの茶館で少し休憩
じゃがいもはチベットの名物。(土豆10元、甜茶6元)
次に「ポタラ宮広場」へ。
水面に映ったポタラ宮の写真撮影をします。
広場入口に撮影ポイントについての案内版がありました。
色々行ってみましたが、今は氷が張っているためあまりキレイに反射していません。
▼ポタラ宮撮影に関する動画
【チベット旅行】50元札と同じ場所でポタラ宮撮影~药王山观景台 - YouTube
ラサ空港へ
1/6(土) 13:00 ラサ市ホテルを出発し空港へ。前日までの運転手とは別の人が迎えに来てくれました。
70分で空港着。今回乗るMU2336便は経由便のため東方航空のアプリでは事前座席指定できずでした。
ラサ空港ラウンジ「高舱位休息室」
ラサ空港ではプライオリティパスが使えるラウンジはありません。ドラゴンパスを使ってラウンジを利用しました。
中は結構広めですが、ホットミールは無しです。
定刻通り飛行機は出発しましたが、経由地の西安で大幅遅延。
上海浦東空港に着いたのは23時過ぎでした。