もうすぐ11月11日。1年で最大のネット通販セール「双11」です。多くの店舗では11月1日から既にセールは始まっていて、この期間の売上金額は毎年日本でもニュースになっています。
ただ、「本当に安いのか？」「今買うべきなのか？」はよくよく考える必要があります。
双11セールは本当に安いのか？
2021年11月4日中国消費者協会は「“双11”价格有可能是全年最贵」と警告を出しました。
「全年最低」「限时抢购」「爆款秒杀」等の文言を出していても実際には、普段の値段と変わらない。過大広告による苦情も多く届いているそうです。
商品価格監視アプリ「慢慢买」
ただ、「双11セール」では1年で1番安く販売されている商品が多いのも事実。
そこで、「現在価格が本当に安いのか？」確認するため、私が使っている商品価格監視アプリは「慢慢买」です。
過去の商品販売価格の推移表示や、価格下落時の通知、プラットフォーム割引券配布通知等の機能があります。
使い方
使い方は簡単です。
「淘宝」「京东」「拼多多」等で、購入したい商品画面を表示します。そして商品のリンクをコピーします(「复制链接」を選択)。
その後、「慢慢买」アプリを起動します。
すると自動的に選択した商品の過去の価格推移を表示する画面に遷移します。
この商品の過去最安の価格は369元(2021年6月18日：618セールの時)。今の値段は、その時より20元高いことが分かります。
価格下落時に通知するには「期望到手价」にいくらまで下がったら通知するかを入力します。
例えば350元で設定すると、成功率が非常に低いと表示されました。アプリによる通知だけではなく、Wechatへの通知も可能です。
監視価格は、クーポン利用や、有料会員特別価格(京东Plus会員等)、複数個購入割引(2個買うと5%引き、3個買うと15%引き)等もある程度対応しています。
その他に「慢慢买」のトップページでは、目玉割引商品の紹介や、各プラットフォームの割引券配布ページへのリンク等もあります。
まとめ
商品価格監視ツール「慢慢买」について紹介しました。商品価格推移や今の価格が過去のセールと比べて高いのかを確認する事が出来ます。
ただ、この過去価格の推移はあくまでも参考程度の内容です。別のプラットフォームの方が安く販売されているという事もあります。
特に「拼多多」の「百亿补贴」(3か月ごとに拼多多が100億元の購入補助金を出すセール)の価格は反映されないので、購入する際には「百亿补贴」も確認する事をお勧めします。私は何度もブログで書いていますが、家電や日用品は「拼多多の百亿补贴」で購入することが多いです。
後、今の時期は宅配物が急増していて配達が遅延する事もよくあります。普段より多少安い位だったら、無理に今の時期に買わずに落ち着いたときに買う方が良いかと思います。
