2021年4月3日(土)~5日(月)清明節3連休、新疆ウイグル自治区一人旅の続き。トルファンで車をチャーターして観光します。今回は「1.トルファン北駅」から「2.高昌故城」について。
チャーター車で高昌故城へ
トルファン北駅から最初の目的地「高昌故城」に移動します。回りたい観光地は事前に伝えていますが、行く順番は運転手にお任せです。
駅から「高昌故城」までは約45km。行きの車の中で運転手に色々話を聞いてみました。
運転手はトルファン生まれの漢民族。ウイグル語ペラペラです。ウイグル族の人は中国語が話せない人が多く意思疎通をするために言語を覚えたそうです。
「最近は外国人観光客が多い。一昨日はシンガポール人、昨日はマカオ人を案内した」との事です。
▼車の窓からの景色
高昌故城
11:00 世界遺産「高昌故城」に到着。
正確に言うと、ここは世界遺産「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の構成遺産の1つです。
入り口にある玄奘(三蔵法師)像
入場料は本来70元ですが、2021年4月現在トルファン市の全ての観光地が無料開放されています。
電動カート料金は通常の半額15元です。
トルファン市内の観光地にはどこもWechatでの音声解説があります。
「高昌故城」に関わる人物の銅像が並んでいます。
電動カートに乗り、「高昌故城」跡地を巡ります。
敷地は200万平方キロメートルとかなり広いので、歩いて回るのは効率が悪いです。今回はあまり時間がないのでカートを利用。
重要な遺跡の近くでカートは止まり、歩いて見学します。
それぞれ、中国語、英語、ウイグル語の解説があります。
そして、メインの宮殿跡地に着きました。
仏像があったと思われる場所。持ち去られています。
説法堂
三蔵法師がインドに行く途中、ここに1か月滞在して説法を行ったそうです。
なんと、ここで日本人ツアーの団体と遭遇しました。今は日本から中国への観光旅行は出来ないので、中国駐在員の方々だと思われます。
高昌国王は三蔵法師を気に入り、ずっと高昌にとどまって欲しいと要望します。ただ三蔵法師は天竺(インド)に行くという目的があるため、4日間断食して自らの意思を伝えたそうです。
三蔵法師が断食したとされる場所
宮殿跡地観光後カートで入り口まで帰ります。
「高昌故城」の観光時間はちょうど1時間でした。
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続く