中国旅行で使うアプリまとめ(ホテル・航空券予約、地図、レビュー情報、トレッキング)

今回は私が中国旅行で使用しているアプリをまとめました。記載したのは中国現地在住者向けで、旅行・出張で来ている場合はここまでは必要ないかと思います。

中秋節旅行で使用したアプリ

先日の3連休旅行で利用したアプリは下記の通りです。

  • 航空券予約:同程
  • ホテル予約:飞猪
  • 広州市内ツアー予約:携程(Ctrip)
  • トレッキングツアー予約:游侠客
  • 地図:高德地图
  • 登山用GPS地図:两步路
  • ホテル・飛行機レビュー情報:飞客
  • ホテル予約確認:Marriott Bonvoy
  • 現地飲食店情報:美団

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場面によってアプリを使い分けています。

航空券予約

航空券の予約は「同程」「飞猪」「携程」の3つのアプリで料金を比較して一番安いものを使っています。

同じ路線でもアプリによって料金が異なることがあります。

9/19上海虹橋→広州、9/21広州→上海虹橋の同じ便を3つのアプリで比較したところ「同程」が454元(空港使用料を含まない)で最安。他は490元です。最近は「同程」が安いことが多いです。

▼左:飞猪、中央:携程、右:同程

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更に私は「同程」の有料会員「黑鲸会员」なので、ここから更に20元割引が適用された金額で購入できました。

列車チケット予約

列車チケットはどのプラットフォームで購入しても基本的には同じ料金です。ただ、たまに割引クーポン「红包」を配布しているので、安く買えるのがあれば利用します。私は「拼多多」や「支付宝」など旅行APP以外で購入することも多いです。

ホテル予約

ホテル予約は「同程」「飞猪」「携程」や「美団」「高德地图」を使っています。

外国人が宿泊可能なホテルを調べるには「携程」のフィルター「外宾适用」を使っています。

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他のアプリにも外国人宿泊可否フィルターはありますが、あまり当てになりません。外国人NGとなっていても宿泊可能なホテルは多いです。コロナ前までは「携程」のフィルターが一番正確でした。

ただ、今はコロナの時期なので特に安宿の場合は事前にホテルに外国人宿泊可否を確認したほうがいいです。「携程」で宿泊可となっていた広州の「七天连锁」は電話確認するとNGでした。

マリオット系列ホテル予約

私はマリオットホテルのプラチナ会員を持っています。マリオット系列ホテルは「飞猪」で予約します。アリババとマリオットは業務提携していて宿泊実績やポイントが付き、「飞猪」の割引クーポンも使えるので公式サイトより安く泊まれることが多いです。

プラチナ会員の取得や割引情報等については過去記事にまとめています。

ai-china.hatenablog.com

ai-china.hatenablog.com

マリオットホテル予約情報や事前リクエストは「Marriott Bonvoy」アプリを使います。

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先日「アロフト広州大学城」に泊まり、2021年の宿泊実績は48泊となりました。

観光ツアー予約

一般的な観光ツアー予約は「同程」「飞猪」「携程」等を利用します。販売数量が少ないコースは、開催されない可能性があるので怪しい場合は事前に問合せをします。

また、申込時に身分証明書番号の入力が必須(パスポート番号NGで外国人は申込めない)というケースも結構あります。

アウトドアツアー予約

トレッキングやサイクリングツアーは「游侠客」を利用しています。今年は既に10回利用していて全てブログ記事として書いています。

ai-china.hatenablog.com

杭州や上海では毎週かなりの数のコースが実施されていますが、中国全土を網羅しているわけではありません。

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先日行った広州を含む華南地区では「游侠客」よりも「32号」プラットフォームが利用されていました。

また、上海には「游侠客」以外にも複数のアウトドアツアーを企画している団体があります。「游侠客」のツアーは全て地下鉄3,4号線の「宜山路」発着なので、浦東などに住んでいる場合は別のプラットフォームを使った方が便利かもしれません。

「游侠客」のアウトドアツアーにはそれぞれ難易度が設定されています。難易度3以上のコースは体力に自信が無い場合は参加しない方が良いかと思います。

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後、地方都市発のツアーや1泊以上のツアーは外国人を受け入れていないことがあります。国慶節に四川省の巴郎山トレッキングに行こうと思ったら外国人NGでした。

地図

地図アプリは「高德地图」を使っています。数年前までは「百度地图」と「高德地图」で使える機能が都市によって大分異なっていたので両方必須でしたが、今は「高德地图」だけで十分かと思います。

乗り換え検索や、目的地付近の観光地などを調べるのに使います。

登山用GPS地図

登山用GPS地図は「两步路」を使用しています。多くの人がトレッキングやサイクリングルートを共有しているので、ダウンロードしてナビに使います。

「游侠客」のツアーでは事前にグループチャットで「两步路」のルート情報が共有されます。初心者向けの距離の短いコースではアプリが無くてもガイドが面倒を見てくれますが、中級者以上のコースでは「两步路」の使用は必須です。

▼「两步路」の画面(9/20の莫六公山)

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事前に共有されたルートと自分の位置が表示されます。もちろん電波が無い状態でも使用できます。

ホテル・飛行機レビュー情報

ホテル・飛行機レビュー情報は「飞客」で確認しています。

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特にマリオット系列ホテルのレビューが充実していて、上級会員のレビューが多いのでプラチナ会員特典やアップグレートの有無などが参考になります。

また他のホテルグループやクレジットカード、空港ラウンジなどの口コミ情報もあります。

まとめ

中国の旅行で使用しているアプリをまとめました。私は事前に色々調べたりするのが好きなので複数のアプリを使っていますが、「飞猪」or「携程」と地図アプリがあれば大体網羅できるかと思います。