【上海】ロックダウン33日目~1か月の振り返り。抢菜ツール

上海のロックダウンも1か月を超えました。最近は感染者数が減少傾向ですが、まだ1日数千人の陽性が出ています。

私の住んでいる長寧区の小区(住宅団地)は、ようやく今日から「管控区(7日間感染者無し)となりました。1か月のロックダウン生活を振り返ってみました。

PCR検査・抗原検査

4月1日からロックダウンが始まり、4月はPCR検査を14回行いました。全て喉を綿棒で拭う形です。

PCR検査が無い日は抗原検査をセルフで行いました。

感染エリア区分

現在、上海では感染状況により小区(住宅団地)を以下の区分に分類しています。

  • 封控区:7日以内に感染者が出たエリア
  • 管控区:7日以内に感染者が出ていないエリア
  • 防范区:14日以内に感染者が出ていないエリア

私の小区は、分類が始まってからずっと「封控区」(部屋から出るのは禁止)でしたが、5月3日より「管控区」(小区内であれば外出可能)エリアになりました。

ただ、まだマンションのエレベーターは止まったまま。明日から自由に使えるようになるそうです。

食料・日用品配給

食料・日用品の配給は今日までに計5回ありました。

▼4月2日

▼4月10日

▼4月17日

▼4月20日

▼5月3日

部屋ごとに物資が配られるので、一人暮らしでも家族が多くても同じ量です。

グループ購入(団購)

配給食糧だけでは足りないので、食品を小区のグループ購入(団購)で購入していました。

4月の中旬位までは、個人でネットスーパーやフードデリバリーで注文するのはほぼ出来なかったので、唯一の食料調達手段でした。

ai-china.hatenablog.com

卵、豚肉、調味料セット、パン、冷凍食品等などを団購で購入しました。

▼冷凍食品8袋 91.5元

私の小区では団購のルールが厳しく「保障物资企业证明」がある企業のものしか購入できません。また、団購を始める場合は事前に「居委会」に申請が必要です。

ネットスーパー、フードデリバリー

4月下旬ころから「饿了么」「美团外卖」で一部コンビニ等が出てくるようになり、日用品が買いやすくなりました。

飲食店は私の住んでいる中山公園エリアでは未だにほとんど空いていません。また「盒马」「美团买菜」「叮咚买菜」等の主要なネットスーパーもほとんど注文できない状況が続いています。

「京東」はようやく最近配送されるようになり、4月に注文した17件のうち5件届きました。

抢菜ツール

githubに「叮咚买菜」の自動注文ツールが公開されています。

ネットスーパー「叮咚买菜」では朝6時、8時半に注文受付を開始します。今でも受付開始前後にサイトに繋がりにくくなり、数分後には配送キャパオーバーで購入不可となります。

このツールでは1秒間に複数回の注文リクエストを投げることが出来るので購入確率が大幅に上がりそうです。

あと、数十秒おきに配達可能空き時間が増えていないかチェックするモードも用意されています。※違法行為に当たるかもしれないのでリンクは削除しました。

残念ながらiOSにしか対応していないので、Androidスマホを使っている私は試せていません。注意事項に書いているようにやりすぎるとアカウントロックやBANされる可能性があるので要注意です。

ロックダウン中の食費

4月の食費は1,940元(38,200円)でした。この金額は今年最大です。

ロックダウン前は健康に気を使っていて、「外食しない」「白い炭水化物は食べない」「牛、豚肉を食べない」「アルコールは飲まない」「朝食は食べない(16時間断食)」生活だったので食費はかなり少なかったのですが、ロックダウン後は以前より食費が増えました。

ai-china.hatenablog.com

4/11に注文した全粒穀物やナッツ類が今日ようやく届き、ロックダウン前の食事に大分戻ってきました。

部屋の更新

先日、大家から電話が掛かってきました。すっかり忘れていましたが「今住んでいる部屋の契約が4月末で切れるので今後どうするのか」についてです。

「ロックダウンで契約書も書けないので、とりあえず今の料金で2か月間延期して欲しい。コロナが落ち着いてから今度どうするか考える」と一旦回答しました。

まとめ

上海のロックダウンも1か月を超えました。私の住んでいるエリアは今日から「管控区」になったのですが、未だにマンションのエレベーターが止まっていて、PCR検査以外部屋から一歩も出ない生活が1か月を超えました。

最近では食料や生活に必要な物資も大分揃って来て困っていることは無いのですが、いい加減外に出たいです。

bilibili動画が有料会員券を15日分無料で配布しているので、今更ながら鬼滅の刃無限列車編を見ました。