上海浦西地区がロックダウンして44日が経過しました。
私の住んでいる小区(住宅団地)はやっと「防范区(14日間感染者ゼロ)」となり部屋から出れるようになりました。(ただし、外出できるのは小区の範囲内のみ)。5月以降のロックダウンの様子をまとめました。
4月までのロックダウン状況
先月のロックダウンの状況は前回記事にまとめています。
感染エリア区分が「防范区」へ
上海では感染状況により小区(住宅団地)を以下の区分に分類しています。
- 封控区:7日以内に感染者が出たエリア
- 管控区:7日以内に感染者が出ていないエリア
- 防范区:14日以内に感染者が出ていないエリア
私の住んでいる長寧区の小区は5月3日に「管控区」、10日に「防范区」となりました。4月中旬に隣のマンションで毎日のように感染者が出ていて一時はどうなるかと思いましたが、4月下旬からゼロコロナが続いています。
「管控区」になってからは小区内であれば外出できるようになりました。その後「防范区」になっても小区内のみの外出が許可されているだけで、小区外に出ることは出来ません。
長寧区の各街道では「防范区」であっても「管控区」と同じルールで運用するとしています。
▼長寧区天山路街道「防范区」について
▼長寧区周家桥街道「防范区」について
PCR検査
4月は14回PCR検査を受けましたが、5月は今のところ4回(5月1日、6日、10日、13日)だけ。
以前よりは検査回数が減りました。
食料・日用品配給
長寧区の5月の食料・日用品配給は下図の通り
▼5月3日
▼5月4日(ニワトリ1羽)
▼5月5日
▼5月9日
そして5月15日から19日の間に下図が配給される予定です。
▼一般家庭向けのセット
▼ホテル・商業施設などの調理施設が無い場所向けのセット
GW中に立て続けに配給があったので冷蔵庫・冷凍庫共に一杯になり、配給の一部は捨ててしまいました。一応近所の人に聞いてみましたが誰も必要ないとの事だったので・・。
グループ購入、ネットスーパー
ネットスーパーは相変わらず購入が難しい状況が続いています。「盒马」「美团买菜」「叮咚买菜」等は相変わらず注文が殺到していてほとんど欲しいものは購入できない状況です。
フードデリバリーに対応しているスーパーも最低購入金額が100元以上だったり、価格が普段より大分高かったりで不便です。
物流も相変わらずで「京東」で4月に注文した17件のうち、まだ8件届いていません。
また、私の小区ではグループ購入(団購)が5月7日から禁止となりました。一人暮らしにしては配給品が多かったので、しばらく何も買っていないですが特に困っていません。
オフィスビルのネットワーク機器の故障
ロックダウン中、各社員は自宅のPCから会社にVPN接続し、リモートデスクトップ接続で会社のPCを遠隔操作して仕事をしています。
今週、会社のネットワークに突然繋がらなくなりました。当然出社できないので原因の調査も難しい状況です。
まず、オフィスビルの管理者に停電などが起きていないか確認し、その後「中国電信」の担当者に連絡しました。「中国電信」では一部社員が外出できるようで、2時間後には問題が解決しました。
まとめ
5月以降の長寧区の私が住んでいる小区の様子をまとめました。4月中は部屋から一歩も出れない生活でしたが、5月になってから外を散歩できるようになり大分マシになりました。
最近は毎朝「Aglet」や「Sweatcoin」を起動して外をウォーキングしています。
上海市全体ではまだ毎日1000人以上の感染者が出ているのでロックダウン解除はしばらくかかりそうです。