2020年9月4日~6日(金曜夜+土日)安徽省黄山市一人旅の旅費総額、交通、感想をまとめてみました。
黄山旅行日程
4日(金):上海虹橋→(新幹線)→黄山北【泊】
5日(土):黄山北→(ホテル送迎ワゴン)→黄山→(長距離バス)→宏村【泊】
6日(日):宏村→(長距離バス)→屯溪→(路線バス)→黄山北→(新幹線)→杭州东→(新幹線)→上海虹桥
旅費総額
今回の週末黄山旅行の旅費総額は、1,565.5元(=24,345円)です。内訳はそれぞれ以下の通りです。
【新幹線】
- 上海虹橋→黄山北 169.5元
- 黄山北→杭州東 100元※
- 杭州東→上海虹橋 53元※
※「火车半年卡」で20元割引後料金
▼「火车半年卡」について
【ホテル】
- 初见客栈 88元
- 宏村弎笙往事客栈 191元
【市内交通】
- 黄山北→黄山换乘中心(ホテル送迎) 45元
- 黄山换乘中心→宏村(バス) 25元
- 宏村→屯溪(バス) 24元
- 市内路線バス 2元(1元×2)
- 三輪タクシー 8元
【観光地】
- 黄山チケット 190元
- 云谷寺索道(ロープウェイ) 80元
- 玉屏索道(ロープウェイ) 90元
- 黄山换乘中心⇔黄山(バス) 38元(19×2)
- 宏村チケット 104元
- 汤山漫温泉 35元
【その他】
- 足マッサージ 128元
【食費】
- 195元
黄山のコロナ対策
黄山市では安徽省の健康QRコード「安康码」が使われています。ただ、外国人は支付宝から「安康码」を申請することはできません。
私は旅行前に「皖事通」のアプリをダウンロードして、使用其他省市健康码→跨省互认健康码を表示できるように準備をしていましました。
黄山北駅
黄山北駅では、駅を出る際に健康QRコードのチェックがあります。健康QRコードは、どこの都市のでもOKで上海の随申码でも問題ありません。私が到着したのは夜10時頃ですが係員が何人もいて入念にチェックしています。
黄山の外国人手続き
黄山の外国人手続きは少し面倒です。黄山换乘中心の下記写真の2か所それぞれでパスポートを持って手続きをします。
通信会社の14日間の移動履歴の表示や、いつ中国に入国したかを公安のシステムで確認する必要があるので15分くらい待たされました。
手続きを終えると2枚の紙を貰えます。
上の紙は「安康码」チェックしている場所で提出、下の紙は黄山バス、入山チケット購入窓口に提出するものです。
宏村
宏村→屯溪の長距離バスを買う際には、「支付宝の安康码が必要」と言われましたが、外国人は申請できない旨を伝えるとなんとか通してもらえました。
その他
それ以外には何回か健康QRコードのチェックがありましたが、全て「皖事通」のQRコードでOKでした。
黄山登山注意点
黄山登山者の中にはサンダルで登っていたり、ミニスカートを着ている人もいました。ルートによりますが、急な階段や危険な場所もあるので、靴は履きなれたスニーカーが良いです。
道中には大きい無料トイレが何か所かあります。ただ、場所によっては女性トイレが行列で並んでいたりします。
水やお菓子等の売店は所々にありますが、山頂価格で値段が高いです。
莲花峰(黄山最高地点)登頂は結構疲れるので、体力に自信がない人は避けた方が良いです。
交通
新幹線
週末に上海から黄山に行く直通新幹線は1週間以上前に売り切れになることがあります。私は出発4日前に新幹線を買おうと思って見てみると既に売り切れていました。
通常のキャンセル待ちでは購入確率が50%以下だったので、今回はCtripの「VIP抢票」を使い購入しました。CtirpのVIP有料会員の特権でキャンセルが出ると最優先で発券される機能です。
杭州東⇔黄山北の新幹線は本数も多く購入しやすいので、杭州東乗り換えで黄山に行くのもありかと思います。帰りは黄山北→杭州東のチケットを購入し、杭州から別の新幹線で上海に帰りました。
市内路線バス
黄山市内の路線バスは云闪付のQRコードで乗車可能です。※乘车码ではなく、通常の支払い用QRコードを使用。
云闪付を使うと料金が半額になります。(2元→1元)
シェアサイクル
黄山市内には美団、支付宝等のシェアサイクルはありませんでした。
まとめ
2019年に新幹線が開通して上海から黄山に気軽に行けるようになりました。世界遺産に選ばれるだけあって黄山の景色はかなり良いので自然が好きなら行く価値はあるかと思います。
ただ、黄山登山にはロープウェイを使用すると計400元くらいかかります。そのため、今回の旅行は、ここ1年の中国週末旅行で一番費用がかかりました。