青海省週末一人旅 現地ガイドとチベット仏教寺院「塔爾寺」を見学。西寧市内も観光

2019年12月蘭州、西寧週末一人旅の続き。

西寧駅周辺の様子

12月7日(土)19:16 青海省西寧駅に到着しました。

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駅前にホテルを予約していたので、まずチェックインします。

駅前通りの様子。ホテル街となっていて高級ホテルから安宿までかなりの数があります。

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カフェホテル「喆啡酒店」

予約したのは「喆啡酒店(JAMES JOYCE COFFETEL)」。七天酒店などと同じホテルグループのブランドの一つです。その名の通り、カフェとホテルを融合した形になっていてフロントにカフェが併設されています。

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室内もコーヒーを意識した色合いになっています。

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無料のオリジナルドリップコーヒー。ホテルは1泊朝食付で133元(2,085円)でした。

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晩飯は出前にしようと近所の店を見てみました。西寧は回族(イスラム教徒)がかなり多いので、店の名前に「清真」(ハラルフード)のマークが付いています。

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雪山堂(ヤク肉料理)

結局、出前では良さそうな店が無かったので、ホテルの近くの人気が高い店に行ってみました。

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ヤク肉をウリにした店です。

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ヤク肉のスープ、バター茶、キュウリで32元です。

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市内から塔爾寺への移動

翌朝12月8日(日)09:00 ホテルをチェックアウトしチベット仏教寺院「塔爾寺」に行きます。

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ホテルのフロントに話を聞くと西寧駅近くの「客运站」(長距離バスターミナル)からバスが出ているという事でしたが、塔爾寺行のバスはありませんでした。

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実際には、数百メートル離れた「公交汽车站」から発車します。

バス料金は4元。支付宝のバーコード支払はNG(身分証明書番号登録が必要)、Wechatは西寧では対応していない、蘭州で使えていた云闪付は何故かNG(のちに原因が分かる)・・とキャッシュレス決済が出来ませんでした。小銭を持ち合わせていなかったので、10元札で支払います。(お釣りなし)

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バスに乗ること1時間25分。ようやく終点の「塔尔寺」に到着。ただ、ここから寺までは1kmほど距離があります。

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西寧市内は回族(イスラム教徒)の人が多いですが、この辺りは蔵族(チベット民族)が中心のようです。道路沿いの看板の文字もチベット文字で書かれています。

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塔爾寺周辺は雪が積もっています。

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チベット仏教寺院「塔爾寺(タール寺)」

タール寺とは、西寧市西南25㎞の湟中县にある国家AAAAA級観光地です。チベット仏教「黄教」(ゲルク派)の寺院で、ゲルク派の開祖「宗喀巴大师」(ツォンカパ)の生誕地です。

11:00「塔尔寺」到着。チケットはオフシーズン価格で40元

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中に入ると早速ガイドブックなどでよく見かける「八宝如意塔」があります。この周辺にガイドが10人位いて客引きをしています。

ガイドを付けないで観光しても全く分からないよ~

知らなかったらメインの仏像の場所にたどり着けない!」等、脅してきます。

せっかく、西寧市から往復3時間もかけてきたので、ガイドをお願いすることにしました。1時間100元です。

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敷地内の殿堂や寺院の内部は全て撮影禁止です。

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各建物内には「宗喀巴大师」(ツォンカパ)の仏像などが置かれています。ガイドにお祈りの仕方やマニ車の回し方等を教えてもらいます。

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今はオフシーズンのためか観光客はあまりいません。チベット仏教信者の方が多く、寺院で五体投地をしています。ガイドの説明によると五体投地は10万回行う必要があり、若い人でも3か月くらいの時間がかかるとのことです。熱心に行っている人もいれば途中でスマホを見て遊んでいる若者もいました。

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1時間の観光を終え「八宝如意塔」に戻ってきました。ここでも五体投地を行っている人がいます。

ガイド無しで建物だけ見ても何も分からないので、せっかく塔爾寺来るのならガイドをお願いした方が良いかと思います。今回のガイドは地元出身の蔵族の若い女性でした。

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中国語が通じないチベット族食堂

観光後、近くにある食堂に入ってみました。

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メニューはチベット文字。一応中国語のもあります。店員(?)の60歳くらいのおばちゃんに中国語(普通話)で話しても全く通じません。簡単な単語も知らないようです。

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牛肉スープとパンの様なものを注文しました。

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計26元。キャッシュレス決済には対応していてWechatが使えました。

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イスラム寺「东关清真大寺」

西寧市内に戻ってからイスラム教寺院「东关清真大寺」に行きました。

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ここも西寧市内の有名な観光地の一つ。中国西北地方最大のモスクです。

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西寧市内は、回族(イスラム教徒)の人がかなり多いです。街中にこのようなイスラム帽を被った男性や髪をスカーフで隠した女性がいます。

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莫家街美食街

美食街「莫家街」に行ってみました。

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美食街と言われていますが、そんなに飲食店はありません。

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青海の名物や牛肉、羊肉店が多いです。

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西寧市人民公園

帰りの飛行機まで少し時間があるので「人民公園」に来てみました。普通の公園で観光客がわざわざ行くような場所では無いです。

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人民公園の近くに「园林文化街」という名前の通りがあります。

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金魚やウサギなどのペットが売っています。

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空港バス西寧空港へ

「八一路客运站(八一路バスターミナル)」から空港バスに乗って、西寧空港に向かいます。

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空港バスのチケット販売機は身分証明書が必要で外国人は購入NGでした。Wechatの専用サイトでチケットを購入してバスに乗ります。

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 バスに乗り35分で空港に到着しました。

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19:15西寧発上海行の飛行機に乗り今回の旅行は終了です。