2022年2月19日(土) 龙王山トレッキングツアーに参加しました。
数日前に大雪が降った影響で、龙王山は雪が結構積もっていました。上海から日帰りで行ける雪山では景色が良くお勧めの場所です。
トレッキングツアー概要
「游侠客」のトレッキングツアーを申し込みました。
コース名は「【雪景雾凇•龙王山】徒步龙王山脊,冲顶七尖最高峰,傲视天目诸峰,云海山巅,一脚踏三地,风景大不同,周边赏雾凇之选(单日往返)!」。料金は195元。
▼龙王山の場所
浙江省と安徽省に跨る山で、山頂は湖州市安吉县。今回は杭州市临安から登ります。
▼今回走行したコース
この「龙王山」コースは「游侠客」がこの日初めて開催したツアーだったので、段取りが全然出来ていませんでした。そのため雪山を含め計19km以上も歩く事になりました。
上海からの移動
2/19(土)07:00 地下鉄3,4号線「宜山路」駅近くから出発。今回の参加者は約150人、ガイドが9人で3台のバスに分かれて行きます。
バスの中で雨がっぱやアイゼン(靴に取付ける滑り止め)が配られました。
その後、バス内で一人ひとり前に出て自己紹介をします。バスが龙王山の近くに到着したのは出発から4時間後です。
龙王山登山道へ
大型バスは龙王山登山道へ向かう道路は通ることは出来ません。
ここから地元民の白タクに乗って、8km先の登山道に向かう計画でした。ただ、道路は数日前の大雪の影響で車が立ち往生して渋滞になっていたり、我々「游侠客」以外にも他のアウトドアクラブの参加者が大勢押し寄せていて、白タクが全然足りなかったりと混乱状態です。それぞれの参加者が適当に白タクと交渉して、登山道に向かいます。
私はいつもの通り一人でツアーに参加しているので、他の参加者と相乗しました。が、スタートから2km地点で「これ以上先に行けない」と降ろされてしまいます。結局、登山道まで6kmほど歩いて向かう事になりました。
ひたすら道路を歩いていきます。
車が立ち往生しているのを結構見かけました。2WDかつ普通のタイヤでこの雪道を登るのは無理です。
雪山トレッキング
13:20 ようやく「龙王山」登山道に到着。やっとトレッキング開始です。
雪山を登っていきます。
コロナの影響でもう2年間も地元北海道に帰っていないので、久しぶりにここまでの雪を見ました。
序盤は1本道で、写真を撮っている人が多いので中々進みません。
14:50 防火道に到着。
当初の予定ではここから山頂(標高1587.4m。长江三角洲地区第一高峰)を目指す予定でしたが、時間の関係上登頂は断念となりました。
下りは結構急な場所が多く、歩いて下るより滑って下った方が安全な場所が多いです。
私も何度か転びました。
テントがあります。
そしてこの辺りでジンバルカメラ「DJI Pocket2」が起動しなくなり動画が撮れなくなりました。
下りは滑りやすく結構危険です。滑って降りる際にスピードが出すぎて止まらなくなり木にぶつかった人もいました。
17:00頃 登山道入り口到着。ここから白タクでバスまで戻る予定ですが、中々白タクが見つからず結局8km歩いて帰ることに。
帰りのバスは18:20頃に出発し、上海に到着したのは23時。3台のバスの中で一番早く上海に戻ってこれました。
まとめ
「龙王山」トレッキングツアーに参加しました。上海から日帰りで行ける雪山としては、景色が良くお勧めの場所です。
▼龙王山で撮影した動画
ただ、白タクと交渉したり、他のアウトドアクラブを含めバラバラで行動するので中国語が苦手な方が一人で参加するのは危険なのでやめた方が良いです。この日は「上海游侠客」「杭州游侠客」「空心户外」「32号」のアウトドアクラブが来ていました。
今回、山頂まで登れなかったのと、翌日のツアー参加者が撮影したドローンの写真も綺麗だったので、また今週末にも同じコースにドローンを持って参加しようか迷っています。
▼翌日の参加者が撮影したドローン画像