上海発「覆卮山」日帰りツアー参加~満開の菜の花と氷河期時代の遺跡

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2021年3月21日(日) 浙江省「覆卮山」日帰りツアーに参加しました。

「覆卮山景区」は一面の棚田に植えられた「油菜花」が有名でちょうど見どころを迎えていました。

ツアー概要

今回参加したのは旅行プラットフォーム「游侠客」が主催した「【覆卮山巅】登第四世纪冰川遗址-覆卮山石浪河群,观千亩岭南梯田,领略古村风情」です。

紹興市と寧波市の間にある「覆卮山」に登頂します。

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3か月前に行った「雪窦岭」から60kmほど東に行った場所です。

▼「雪窦岭」の過去記事

ai-china.hatenablog.com

料金は170元。岩登り用の軍手や雨がっぱも込みの料金です。

集合・移動

「游侠客」ツアーの集合場所は「宜山路」駅近くの「明申中心大厦」。

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07:40 バス出発。今回の参加者は80人以上。バス2台でツアー引率者「领队」は4名です。

サービスエリア

09:30 上海を出発して1時間50分「嘉绍大桥」サービスエリアに立ち寄りました。

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ここはミネラルウォーターが5元と比較的安かったです。

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自己紹介

サービスエリア休憩後バスが出発。自己紹介タイムが始まりました。今回は私と同じように一人で参加している人が結構多く、3~4割がソロでの参加です。

やはり旅好きの人が多く、「领队」の1人は大学時代38日間かけて自転車で上海からチベット拉薩まで行ったことがあるそうです。

トレッキング

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上海を出発して3時間半。目的地の覆卮山景区に到着しました。

东澄古村を抜け、まずは氷河期時代の遺跡「冰川石浪」を目指します。

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この通りの右側に見えるのが「油菜花」の棚田です。

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▼同じツアー参加者がドローンで撮影した写真。色を加工しているのか私のスマホ写真と色合いが大分異なります。

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まずは、登頂を目指し「油菜花」の観光は後回しです。

浙江省だけではなく、上海、江蘇省からのツアー客で登山道は混雑しています。

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冰川石浪

山道を登ること40分。目的地の1つ。「冰川石浪」に到着しました。

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「冰川石浪」は今から290~350万年前の第四紀氷河時代の遺跡です。

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この岩場をひたすら上に登っていきます。

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1つ1つの岩が結構大きく体力を使います。

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ただ、足場は意外と安定しています。

▼ドローンからの写真。

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この写真で分かる通り右側には階段があり、岩場を登るのが難しい人は階段を使えます。

覆卮山登山

岩登り後は普通の登山です。

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代り映えしない景色が続きます。

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階段をひたすら登っていきます。

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13:00 麓から2時間かけて「覆卮山」山頂に到着しました。

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標高は861m。スタート地点の標高は200m程度だったので高低差600mちょっと。途中に岩場があったので思ったより疲れました。

登頂後来た道とは別の道で下山します。

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写真の赤服を来ている女性がツアー引率者「领队」の一人。

今回のツアーは、帰りのバスの時間が決まっていて、各々が好きなように時間を過ごしていい形となっています。体力に自信が無い人は山頂に登らずに「冰川石浪」や「油菜花」だけを見て時間を潰すといったこともOKです。そのため、個人個人バラバラで行動しています。

山を半分下ったところに商店がありました。

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バイクでここまで来ている人もいます。

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砂利道や泥道を下っていきます。

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油菜花梯田

山を下り「油菜花」の棚田まで戻ってきました。

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晴れていればもっと綺麗だそうですが、この日はあいにくの霧でした。

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天気が悪いせいか観光客は思ったほどは多くありません。

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花のいい匂いがします。

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▼ドローンからの撮影

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まとめ

「覆卮山」に「油菜花」を見に行ってきました。あいにくの天気でしたが間近で見る棚田は迫力があります。

結局上海に帰ったのは20:15。上海から往復7時間以上かかりますが、登山と岩登り、菜の花の景色が一度に楽しめる場所です。ドローンが欲しくなりました。

ちなみに、「油菜花」の景色だけであれば江蘇省兴化市の「千岛菜花景区」の方がお勧めです。