PCR検査を自費で受けてきた~申込から検査までの流れ

今日(6/16)、上海長寧区の病院でPCR検査を受けてきました。上海では誰でもすぐにPCR検査を受けることができます。申込みから検査までの流れをまとめてみました。

なぜPCR検査を受けたか?

今回PCR検査を受けた理由は、今週末海南島に旅行に行くためです。

昨日(6/15)にホテルや空港に確認したところ、「上海に住んでいる外国人が海南島に来る場合PCR検査は不要」と言われました。ただ、空港職員から「最近北京で新型コロナウイルスの集団感染があり、政策が変わる可能性がある。出発前日に再度問い合わせしてほしい」とも言われました。

私は5月にも海南島旅行を計画していました。この時、事前にホテルに確認した際にはPCR検査不要だったのが、直前になって急遽必要になり結局旅行をキャンセルしています。

 ▼5月の海南旅行をキャンセルした経緯

ai-china.hatenablog.com

同じ事があり得るので、念のためPCR検査を事前に受けておくことにしました。

どこでPCR検査を受けれるか?

上海市や各区のWechat公式アカウントで、検査可能な場所を調べることができます。

私の住んでいる長寧区のPCR検査機関は下記7か所です。(6/16現在)

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このうち家から一番近い天山中医医院でPCR検査を受けることにします。

天山中医医院でのPCR検査

天山中医医院の住所は、娄山关路868号です。地下鉄2号線「娄山关路」駅から少し北に行った場所です。

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事前にPCR検査について電話で問い合わせたところ

  • 検査時間:月~土曜日 8時~11時、13時~16時
  • 料金:240元=3,640円
  • 事前予約不要
  • 身分証(パスポート)を持参する

とのことでした。ただ、実際の検査時にはパスポートは不要でした。

上海市でのPCR検査はどこも同じ料金(240元)です。

検査の流れ

今日(6/16) 08:05病院に行きました。

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PCR検査の場所は病院向かって右側の奥にある場所です。

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QRコードをスキャンし、検査申込みをします。

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申込み時に入力が必要な項目は

  • 氏名
  • 年齢
  • 会社名
  • 身分証番号
  • 連絡先
  • 直近2週間で海外、武漢、黒竜江省に行ったか?

等などです。

入力自体はすぐに終わるのですが、前に並んでいるおばちゃんがスマホの使い方が良く分からないようで、10分近く待たされました。

受付で「PCR検査だけ受けるのか?抗体検査は必要ないか?」と聞かれましたが、今回はPCR検査だけを受診します。

料金240元を支払い検体採取を受けます。

▼写真右側の椅子に座り検体採取を受けます。

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▼検体採取用の道具

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検体採取

まずは、喉から採取。喉の奥に棒を差し込みます。

次に、鼻。長い綿棒のようなものを右、左の鼻の穴の奥まで差し込みます。

採取自体はすぐに終わり全部で1分もかかっていません。また、痛みもありませんでした。

結果は翌営業日に分かります。電子証明書と紙の証明書があり、紙が欲しい場合は翌日以降再度病院に取りに行く必要があります。

▼検査結果引換証と領収書

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検査結果受取 (06/22追記)

翌日、また病院に行き検査結果を受け取りました。「门诊」と書かれた入口から中に入り、受付窓口の人にPCR検査結果が欲しいと伝えます。

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検査結果引換証の2次元バーコードを下図右側の機械でスキャンします。

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結果が出てきました。もちろん陰性です。

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まとめ

上海では費用は掛かりますが、簡単にPCR検査を受けることが出来ます。今回は、病院に入ってから検査を終えて出るまで15分でした。

最近、北京での感染拡大の影響で各地方のコロナ対策が厳しくなったと聞きます。特に外国人は理不尽な要求をされることがあるので、自分の身を少しでも守るため地方都市に旅行・出張に行く場合はPCR検査を受けておいた方が良いかもしれません。(特にマイナーな都市の場合)