先日、上海から日本に帰国しました。コロナ流行後一度も帰国していなかったので、2年7か月ぶりの日本。
日本のコロナ水際対策は一時期より緩和されていますが、帰国用PCR検査が必要だったり、いくつか必要な手続きがあります。帰国必須手続きと私が帰国の際に準備した内容をまとめました。
上海→日本帰国 必要手続き
日本入国で必要なのは下記2点。
- フライト72時間以内PCR検査 ※日本入国用形式
- MySOS登録
中国出国に必要なのは下記2点
- 浦東空港入場用PCR検査 ※场所码をスキャンして結果表示
- 「健康状況申告書」提出(当日空港で入力で問題ない)
日本入国用PCR検査
日本入国にはフライト72時間以内にPCR検査を受ける必要があります。
上海で日常的に行われているPCR検査結果は使えず、指定された検体採取方法での結果が必要です。
▼上海で日本帰国用PCR検査を受けれる医療機関は、在上海日本総領事館のページに記載があります。
新型コロナウイルス感染症(日本入国用PCR受検・所定フォーマットによる検査証明が発行可能な医療機関について) | 在上海日本国総領事館
料金は各病院によって、多少異なっているようです。
サンテック病院でのPCR検査
私が検査を受けたのは長寧区のサンテック病院(上海申徳医院)。日本語対応電話番号には全くつながらなかったので、中国語自動音声案内に繋ぐと、Wechatで申込むようアナウンスがありました。
Wechatで「申徳医院」を検索して、「出境核酸检测预约」で日時を指定します。
検査当日。病院のPCR検査受付施設に到着。
6人ほど並んでいて20分近く待ちました。料金499元を支払い検査を受けます。
検査は長い綿棒で片方の鼻の奥深くまで突っ込む形で少し痛かったです。
検査結果は翌日また取りに行きます。※このPCR検査結果は「随申码」には反映されません。浦東空港に入るためのPCR検査は市内の至る所にある検査場で別途受けます。
MySOSの登録
PCR検査結果入手後、MySOSのアプリをインストールします。
「検疫手続事前登録」のメニューから必要事項を入力します。
PCR検査結果をアップロードし、1時間ほど待つとステータスが「審査完了 青」に変わりました。
これで日本入国準備は完了です。
ワクチン接種申込
日本総領事館から何度も連絡が来ている通り、成田空港でワクチン接種が可能です。※日本に住民票が無い人のみ
日本ではコロナが蔓延しているので、少しでも感染確率を下げるように日本着陸当日にワクチンを受けることにしました。
ただ、このワクチン接種は毎日行われているわけではありません。
私が到着する日にちに受けれるファイザーを申し込みました。昼過ぎに到着する便なので、当日接種が可能です。
- 予診票
- 接種記録書
を印刷して必要事項を記入しました。
抗原検査キットの購入
日本では抗原検査キットが中々買えない状況のようなので、上海で購入して持っていくことにしました。
メーカー「艾康」のキットは25個セットで120元でした。
SIMカード購入
日本の携帯は解約しているので、とりあえず日本で使えるデータ通信SIMカードを15日分購入しました。
事前に上海で格安SIMを申し込みたかったのですが、日本の運転免許証の有効期限が切れていて身分証明できるものが無いため断念しました。データ通信カードで一時しのぎをして免許再発行後、格安SIMを申し込む予定です。
成田空港では無料WiFiが使えるので、データ通信が出来なくてもMySOSの提示は問題ないです。
その他準備
財布を持っていないので、日本帰国前に購入しました。
2020年1月にインドネシアで財布を奪われて以降ずっと中国にいるので、財布無しで2年以上過ごしていました。
日本でもキャッシュレスが進んでいるようですが、まだ財布やカードを一切持たずにスマホのみで生活するのは無理だと思います。
まとめ
日本帰国までの手続きをまとめました。日本用PCR検査を受けたり色々面倒な事はありますが、隔離なく入国できるので以前と比べると大分楽です。