昨日(3/21)は上海市全域でコロナ感染者31人と無症状感染者865人が報告されました。
一人の感染者も許さない「ゼロコロナ政策」を続ける中国では、感染者が多い地域の部分封鎖・複数回PCR検査を引き続き行っています。私の住んでいる上海市長寧区では今週から会社に入るのにPCR検査結果が必要になりました。最近のコロナ対策の様子をまとめました。
上海市長寧区のコロナ対策
現在の上海市のコロナ対策は、区や街道・小区毎に異なっています。また、その日の感染者の発生状況によって翌日のコロナ対策が変わるのでいつ・どこの地区で隔離や強制PCR検査が行われるのかは見通せない状況です。
長寧区から発表された政策によると、今週からオフィスビルに入るには「3/16以降に受けたPCR検査結果」が必要となりました。
▼長寧区公众号
「条件が整っている企業は出来るだけ在宅勤務を行い、人の密集を避けるように」との事です。
また、長寧区の中でも感染者が多い地区では小区の閉鎖が行われています。江蘇路街道では、昨日(21日)から街道全域の小区を封鎖して全住民に48時間以内に2回PCR検査を実施しています。
▼長寧区江苏路街道公众号
中山公園から娄山关路にかけて(周家桥街道,天山路街道)は特に外出制限はないですが、会社に入るのにPCR検査結果が必要です。
オフィス入館時のPCR検査結果チェック
オフィスの入り口では保安が一人ひとりのPCR検査結果をチェックしています。私は17日にPCR検査を受けたのでその結果でオフィス内に入れました。(「健康云」のPCR検査結果ページを見せる)
オフィスの清掃員に聞いたところ今日(3/22)出勤している会社は6,7割程度。18日(先週金曜日)は人が少なかったけど今は大分戻ってきているそうです。
出前の配達状況
ネットスーパーや出前の配達は通常より少し遅くなっていますが、それほど問題ない程度です。
- 今日(3/22)7時に注文したネットスーパー「盒马」が到着したのは08:45
- 11時に注文したフードデリバリー「饿了么」が到着したのは11:40
私の小区では昨日から出入口が1か所以外封鎖されましたが、マンションまで配達してもらえます。
まとめ
長寧区の私が住んでいるエリアのコロナ対策状況をまとめてみました。
コロナに関するニュースはあまり見ても仕方が無いので気にしないようにしていますが、一応市の公式発表だけはチェックしています。住んでいるエリアに感染者が出るかどうかは自分では制御出来ないので、決められた方針に従うしかないです。