2019年4月 福建省週末一人旅2日目。この日は世界遺産の福建土楼に行きます。
お勧めの福建土楼は?
福建土楼は福建省南部の広範囲に点在しています。どの土楼も交通が不便な場所にあるため、アモイから日帰りで観光に行けるのは2か所が限界です。
大手旅行口コミサイト「马蜂窝」を見ると下記の通り紹介されています。
場所 | 風景 | 文化 | 観光客 |
---|---|---|---|
永定高北土楼 | 2 | 4 | 多 |
永定洪坑客家土楼民俗村 | 5 | 5 | 中 |
永定初溪土楼 | 4 | 3 | 少 |
南靖云水谣土楼 | 4 | 3 | 多 |
南靖田螺坑土楼 | 3 | 3 | 中 |
南靖河坑土楼 | 3 | 3 | 少 |
华安土楼 | 3 | 3 | 少 |
- お勧め度(1か所観光):云水谣>洪坑>高北>田螺坑
- お勧め度(2か所観光):云水谣+高北>云水谣+田螺坑
この日は、夜の飛行機で上海に帰る必要があるので「云水谣」の1か所だけ観光することにします。
福建土楼への行き方
「云水谣」に行くには、
- 新幹線とローカル路線バスを乗り継ぎ自力で行く
- ツアーに参加する
のどちらかが一般的です。
ですが、私は大手旅行サイトCtripで観光バス「厦门金宝酒店⇔云水谣土楼」を申込んでみました。往復料金が75元と安かったのですが、これは最悪でした。
往復のバスだけ出してくれて観光地は自由行動かと思っていたのですが、実際には、どこかのツアーと一緒に行動でした。ツアーの空き席を観光バスと称して売っているだけでした。
観光バスで福建土楼へ
07:00 観光バス出発地(岳阳小区)に到着。約束の時間を過ぎても中々バスは来ません。結局15分遅れでやってきました。
途中で20分間お土産屋で休憩。更に40分間の昼食休憩がありました。私はツアーメンバーではないので昼食は出ず。また、云水谣古镇の入場チケットも含まれていないので80元でガイドの人から購入します。
云水谣古镇
11:45 云水谣古镇に到着。アモイ市を出発してから4時間20分かかりました。
ここはビビアン・スー主演の映画「云水谣」の撮影地でもあります。
昼食を食べていなかったので、バナナで栄養補給。2本で5元と値段は高め。
この日は「云水谣」の中のメインの土楼「怀远楼」がメンテナンスのため見学ができませんでした。
ツアーメンバーとともにお茶屋に連れていかれます。福建省はお茶の産地で有名で铁观音,金观音,白茶,养生茶などのお茶を飲み比べします。
翠美楼
云水谣古道を南に下り、「翠美楼」に行きます。
「翠美楼」到着。5元を支払い、中に入ります。
4階からの景色。一部床が抜けて廃墟となっています。
窓から見える外の景色。
階段。
土楼の中の部屋。
和贵楼
次に、福建土楼の中で一番高い「和贵楼」に行きます。
この土楼は円柱型ではなく、四角形です。
和贵楼の中の様子。
中には2つの井戸があります。1つの井戸の水は濁っていますが、もう1つの井戸の水は清み通っています。
2階以上に上がるには住人に5元支払う必要があります。
14:30云水谣の観光終了。今回はメインの土楼「怀远楼」の見学ができなかったためオマケで「河坑土楼」に連れて行ってもらいます。
河坑土楼
15:00「河坑土楼」に到着。
どこの土楼もそれ程差はありません。ツアーメンバーも見学に行かず、バスで休んでいる人も結構います。
春贵楼の中に入ります。
ここは3階建てです。
建物は比較的新しく見えます。
これで土楼見学はすべて終了です。バスでアモイ市内に戻ります。
アモイ空港へ
19:00アモイ市中山路に到着。帰りは3時間40分かかりました。
空港バスに乗り空港第四ターミナルに移動。
プライオリティパスで入れるFirst class loungeは、中国国内線のラウンジの中では、かなりいい方です。シャワーやマッサージ室があります。夕食提供時間は終わっていましたが、マンゴーなど食べ放題でした。
21:55 上海行の飛行機に乗り今回の旅行は終了です。
1泊2日福建省旅行 旅費まとめ
- 上海虹橋-アモイ往復税込 (東方航空、春秋航空)1,064元
- ホテル(厦门美仑皓晖酒店) 218元
- コロンス島フェリー往復 35元
- 福建土楼観光バス(アモイ⇔云水谣)75元
- アモイ市内交通費 51元
- 食費 247元
- 観光地チケット 130元
計1,820元。