2021年9月19日(日)~21日(火)中秋節の3連休に広東省に旅行に行きました。初日は朝上海を出発し、広州市内の半日現地ツアーに参加しました。
連休初日の虹橋空港
9/19(日)上海地下鉄2号線の始発で虹橋空港第2ターミナルに行きました。
3連休初日ですがあまり人は多くないです。
手荷物検査なども待ち時間が無く、06:20には制限エリア内に入りました。
朝7時以降の便であれば地下鉄2号線始発で行けば十分間に合いそうです。(手荷物が無く、自動チェックインを使う場合)
広州空港第1到着
09:55 広州空港第1ターミナルに到着。
空港出口には係員がいて身分証明書・パスポートを確認しています。パスポート番号からいつ入国したかコロナ危険地域に行っていないか判断しているようです。その他の健康QRコードのチェック等はありません。
空港から地下鉄で市内に向かいます。
地下鉄構内に入るには広東省の健康QRコード「粤康码」のチェックがあります。また、外国人はWechatや支付宝のQRコードでの乗車が出来ず駅の券売機でいちいち乗車券を購入する必要があります。(券売機はWechatや支付宝が使える)
北京路歩行者天国
11:10 地下鉄「北京路」駅到着。13時からのツアーを申し込んでいますが、2時間ほど時間があるので少し自分で観光します。
北京路は広州を代表する観光地のひとつです。広州の2200年近い歴史の中でこの地区が常に中心的地位を維持しています。
飲食店やお土産屋等が並んでいます。「北京路」は数年前に一度来たことがありますが、ほとんど記憶に残っていません。他の都市の繁華街と比べても特にこれといった特徴が無いです。
城隍庙まで歩いて行きましたが、汗だくになりました。9月中旬なので上海は少し涼しくなってきましたが広州はまだ蒸し暑いです。
沙面島
次に向かったのは沙面島。人口島でかつて島の西部をイギリスが、東部をフランスが疎開に設定していました。
城隍庙からは5km程度なので、レンタルサイクルで向かいます。
▼珠江沿いの道
沙面島到着。西洋建築の建物が多く残っています。
適当に見て回ります。
広州市内ツアー
自転車で「北京路」に戻り広州市内の半日現地ツアーに参加します。
今回、中秋節広東省旅行を決めたのは連休前日の午後。観光地を調べる時間も無かったのでツアーに参加することにしました。Ctripで予約し料金は128元。
ツアーは2階建て観光バスで移動します。参加者は私の他に上海から来た家族1組(3人)だけ、合計4人にガイドが1人です。
バス車内
白云山
最初の目的地は「白云山」。中国国家AAAAA級の観光地です。ロープウェイで登ります。
ロープウェイからの景色
白云山は標高はあまり高くないですが、面積は広くとてもすべては見て回れません。ロープウェイ乗場周辺をブラブラします。
展望台から見る広州市内
中国で一番高い「広州タワー」やIFC等はここからでも分かります。
中山纪念堂
次に向かったのは「中山纪念堂」。広州市民や華僑の人たちが孫中山を紀念して建てたものです。
中国の有名な建築家が建てたもので八角形の形をしています。
高さ5mの銅像
花城广场
最後に向かったのは「花城广场」。
ここは新しく開発された都市エリアで2010年に市民に開放されました。
広州図書館、広東省博物館、広州大剧院等の市や省に関連する建物だけではなく、巨大ビルが立ち並んでいます。下写真の左の高い建物がIFC、その右が「周大福金融中心」
高さ600mで中国一高い「広州タワー」が見えます。
花城广场の説明を聞いて今回のツアーは終了です。13時から17時半までの4時間半のコースでした。
ホテル
ツアーを終えホテルに向かいます。1泊目は「柏高酒店(广州塔大塘地铁站店)」を予約しました。
「大塘」駅付近はドローカル地区で、道が狭く入り組んでいます。
猛暑の中歩き回って疲れたので、夕食は出前を取りました。
まとめ
中秋節3連休の初日は広州市を観光しました。
午後は半日ツアーに参加しましたがわずか3か所を回っただけなので少し物足りなく感じました。ただ、ガイドが色々街の事を説明してくれるので、広州の歴史や文化について詳しく知りたいという人は参加してみると面白いかと思います。
「なぜ『骑楼』建築の建物が多いのか」「南越王の墓がどのように発見されたのか」「広州という名前はいつから使われているのか」「街路樹として植えられている『榕树』について」等など移動中に色々な話を聞けました。
▼広州市内観光のツアー等の様子を1つの動画にまとめました