2021年国慶節連休 北京旅行続き。初日は北京市中心部を観光しました。天安門、王府井観光を終え、次に有名な胡同「南锣鼓巷」から什刹海までを歩いて観光します。
北京市内観光ルート
10/4北京市内を以下のルートで観光しました。
上海→北京大興空港→天安門広場→天安門→故宮(博物館には入らず)→王府井→大运河澄清下闸→南锣鼓巷→鼓楼→烟袋斜街→什刹海→后海バー通り→三里屯太古里→ホテル
▼観光ルート地図
▼王府井までを前回の記事でまとめました。
大运河澄清下闸
王府井から「南锣鼓巷」まで移動する途中に「大运河澄清下闸」があります。
「大运河澄清下闸」は、世界遺産「京杭大運河(北京から杭州を結ぶ2500kmの運河)」の構成遺産の1つです。
せっかくなので立ち寄ってみました。
全く世界遺産らしさは感じられません。観光客も誰一人いませんでした。「澄清」水門は「上」「中」「下」と3つあり、ここは「下」に当たる場所です。
南锣鼓巷
次に歩いて「南锣鼓巷」に移動。
「南锣鼓巷」は北京で一番古い街区の1つで740年以上の歴史があります。
今は歩行者天国となっていて、車の通行は禁止されています。
通り沿いには飲食店や北京土産や等が並んでいます。
ただ、国慶節連休なので酷い混雑です。ゆっくり見る余裕も無いので、人の流れに適当についていきます。
メイン通りから見える景色は派手な飲食店の看板や内装ばかりで全く歴史を感じさせないです。
鼓楼
「鼓楼」は、元・明・清時代に利用された時刻を知らせる太鼓を叩いた場所です。
高さ46.7mの木造建築。工事中なのか中には入れないようでした。
烟袋斜街
鼓楼の近くの「烟袋斜街」に行きました。
「烟袋」とは、昔使われていた煙草を吸うための道具(パイプ)で、この場所は清末期から「烟袋」や骨董、絵画などの商売をメインとした街でした。
今でも北京北城の特徴を残した建物が多くあり、「南锣鼓巷」と並ぶ有名な観光地です。
骨董品や京扇子など建物の雰囲気に合った店があり、「南锣鼓巷」よりは昔の雰囲気を感じられます。
什刹海
什刹海は前海、后海と西海の3つの水域を合わせた場所の事を指します。
后海のバー通りを歩いてみました。
かなり多くのバーが並んでいます。ただ、時間は15時過ぎ、店はオープンしていますが客はあまり入っていません。
それぞれの店ごとにステージがあり、ギターで生歌を歌っている店があったり、相声(漫才)をやっている店もありました。
前海の方に移動します。
ここまで回った観光地動画はYouTubeにアップしました。
三里屯太古里
什刹海観光後、三里屯太古里に行きました。
三里屯太古里は比較的新しくできたショッピングモールで、観光客が行くような場所でもありません。
地下鉄で移動しましたが、最寄りの「团结湖」駅からは少し離れています。
「国家五星购物中心」(国家5つ星ショッピングモール)に認定されていて、モールの設計は「胡同」や「四合院」に影響を受けているそうです。
ざっと見て回りましたが、上海によくあるショッピングモールと大差がない気がします。
ホテル(五环大酒店)
一通り観光を終えホテルにチェックインしました。
今回宿泊したのは「五环大酒店」。かなり歴史がある(古い)4星ホテルです。
国慶節連休中、外国人宿泊可能な安宿は見つかりませんでした。
ホテル周辺は飲食店やコンビニなど何もなかったので、晩飯は出前にしました。
北京らしいものを注文。(老北京炸酱面、西葫芦鸡蛋水饺、白酒)
まとめ
北京旅行初日は、市内中心部の観光地を見て回りました。今回行った場所は全て無料の観光地です。
国慶節連休中だけあってどこも混んでいましたが、久しぶりの北京市内観光は意外と楽しめました。今回は中に入っていないですが、故宮博物館や毛主席纪念堂は一度は行く価値があるかと思います。
天壇(世界遺産)
北京旅行最終日(10/6)午後 市内の観光地「天壇」を観光しました。
天壇は明・清時代に皇帝が祭祀を行った宗教的施設で世界文化遺産に登録されています。
▼祈年殿
祈年殿の中
回音壁
音波の伝播に有利な形となっていて、小さな声でも壁の反対側の人に伝わると言われています。
圜丘坛
冬至に豊作を祈る儀式を行った場所
気温は一桁で雨も降っていたので駆け足で見て回りました。
▼天壇観光動画