中国のゼロコロナ政策が終わって2ヶ月ちょっと。現在は新幹線・飛行機利用者がコロナ前の水準に戻りつつあります。
そのため、一部区間・時間帯の新幹線チケット購入が難しくなっています。列車チケットをキャンセル待ちで購入する方法をまとめました。
新幹線チケットが買えない
2/19(日)千島湖旅行の帰り、上海に戻る新幹線を探してみると下記状況でした。
▼当日12:30に検索
杭州→上海の新幹線が夜7時台まで満席です。立ち乗り席すらありません。
キャンセル待ち方法
現在列車チケットをキャンセル待ちで購入する方法は2種類。
- 候补(中国铁路12306公式のキャンセル待ち機能)
- 抢票(旅行会社など第三者機関が提供するキャンセル待ち機能)
▼「抢票」については以前記事にまとめています。
ただ、2023年現在「抢票」はほとんど使えなくなっています。
▼今回「抢票」で杭州→上海の新幹線を申込したのは全部失敗。
公式のキャンセル待ち機能「候补」
「候补」は中国铁路12306公式のキャンセル待ち機能です。
事前準備
機能を使うには事前に顔写真などをアプリに登録します。
12306アプリ→「我的」→「人证核验」で下記2枚を登録
・パスポート写真
・パスポートを持った顔写真
※アプリの言語設定を中国語に変えないと、この画面は出てきませんでした。
承認されるまで2日ほど待ちます。
キャンセル待ち申込み
キャンセル待ちは簡単です。12306アプリで路線を検索→満席の場合「候补」ボタンが出るので選択
キャンセル待ち人数がどれくらいかの目安が表示されます。複数の便のキャンセル待ちも可能。
いつまでキャンセル待ちをするかを選択し、申込します。
まとめ
列車キャンセル待ち購入方法についてまとめました。
「候补」機能はつい最近知ったので、前回の旅行では使えず「杭州東→上海南」を1時間40分掛けて立ち席で戻ってきました。
すぐには使えないので、旅行好きな人や出張で新幹線をよく利用する人は事前に登録しておくと良いかと思います。
▼日曜夜(2/19)の杭州東駅の様子
コロナ前と変わらないほどの混雑です。