中国列車チケットをキャンセル待ちで購入する方法

今週末は中国西北部旅行に行こうかと思っています。

昼過ぎに甘粛省蘭州市から青海省西寧市までの列車チケットを購入しようと予約状況を見てみると、狙っていた時間帯のチケットが既に売り切れでした。

オンライン旅行会社「飞猪(FeiZhu)」のアプリでキャンセル待ちをしてチケットを購入したので、その方法をまとめてみました。※携程(Ctrip)等他のアプリでも同じようにキャンセル待ちが出来ます。

購入予定列車

12月7日(土)夕方　蘭州発西寧行きの列車チケットを購入します。

蘭州から西寧に行く方法は下記の2通りです。

1. 蘭州駅(市内中心部)から普通列車に乗る(約2時間30分)

2. 蘭州西駅(郊外)から新幹線に乗る(約2時間15分)

普通列車と新幹線で乗車時間はほとんど変わりません。郊外の新幹線駅に移動する時間を考えると普通列車の方が便利です。

ただ、今回はどちらの列車も既に売り切れ(无票)となっています。

キャンセル待ち方法

先ほどの画面では、既に売り切れと表示されていますが、2等席には「抢票成功率45.9%」と表示されています。このパーセンテージはキャンセル待ちで購入できる確率です。

キャンセルを待ちをする場合は、「抢票」のボタンを押して手続きを行います。

1．列車選択

 まずは、キャンセル待ちをする列車を選択します。今回は蘭州駅発の普通列車と蘭州西駅発の新幹線両方を選択しました。

 2．座席等級選択

どのランクの座席のキャンセル待ちをするのか選択します。それぞれの成功確率が表示されています。今回は新幹線の2等車と、普通列車の通常座席を選択しました。立ち席を選択すると購入確率は高くなりますが、2時間半も立ち続けるのは大変です。

3．キャンセル待ちをいつまでするか

いつまでキャンセル待ちをするか(预约截止时间)を選択します。今回は出発1日前までを選択しました。出発1日前までに購入できなかった場合は予約は無効となり返金されます。

4．料金支払い

予約時に料金を支払う必要があります。新幹線の2等車と普通列車の通常座席の高い方の料金58元を支払います。

また、追加料金を払うと予約確率を上げることが出来ます。(複数人キャンセル待ちがいた場合優先的に手配されます)

今回は既にキャンセル待ち成功率が88.4%なので追加料金は支払っていません。

 キャンセル待ち成功

申込をしてから5時間後、チケット購入が成功したと連絡がありました。残念ながら普通列車ではなく新幹線のチケットでした。

 まとめ

キャンセル待ちは簡単に申し込みができ、一人分のチケットなら意外と購入出来ます。満席でもあきらめずにチャレンジしてみる価値はあるかと思います。