【上海】ロックダウン11日目~隣のマンションで感染者、ステーキ配給

4月1日から始まった上海浦西のロックダウン。当初4日間の予定でしたが、全く感染者が減らずに未だロックダウンが続いています。

外出禁止でネットスーパーや出前もほとんど注文できないので、家の食料のストックも大分減っています。ロックダウン11日目までの様子をまとめました。

ロックダウン中の検査日程

4月1日にロックダウンが始まってから長寧区の私が住んでいるエリアでのPCR検査等の日付は下記の通りです。外出禁止なので、PCR検査時以外一度も部屋から出ていません。

  • 4月1日 PCR検査(1回目)
  • 4月2日 食料配給(1回目)
  • 4月3日 抗原検査(1回目)
  • 4月4日 PCR検査(2回目)
  • 4月5日 -
  • 4月6日 PCR検査(3回目)
  • 4月7日 PCR検査(4回目)
  • 4月8日 抗原検査(2回目)
  • 4月9日 抗原検査(3回目)、PCR検査(5回目)
  • 4月10日 食料配給(2回目)
  • 4月11日 抗原検査(4回目)

▼4月4日までの詳細は前回記事

ai-china.hatenablog.com

4月に入ってからPCR検査5回。抗原検査4回行っています。9日のPCR検査は夕方でしたが他は全て午前中の実施です。

そして、9日のPCR検査で同じ小区(住宅団地)内に初めての感染者が隣のマンションに出ました。

上海ロックダウン解除の目安

先日、上海市当局がロックダウン解除の目安を発表しました。

住宅エリア(小区)を感染状況に応じて3つのエリアに分類し、段階的にロックダウンを解除するとしています。

  • 封控区:7日以内に感染者が出たエリア
  • 管控区:7日以内に感染者が出ていないエリア
  • 防范区:14日以内に感染者が出ていないエリア

私の住んでいる場所は「封控区」に当たり、7日間の封鎖管理とその後7日間の在宅健康観察期間となります。そのため小区から出て外出できるようになるのは最短で4月23日頃です。(今後14日間で小区内から感染者が一人も出なかった場合)

ロックダウン中の食事

ネットスーパーやフードデリバリーで食品や日用品を個人で買うのは難しい状況です。

元々4日間のロックダウン予定だったのが今日で11日目。事前にあまり食料品の買いだめをしていなかったので、残り少なくなってきている状況です。

地元自治体から2回食料の配給があったので、配給食材で食いつないでいます。

▼配給1回目(4月2日)

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▼配給2回目(4月10日)

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昨日は、大量のチンゲン菜とニンニク6個、ニンジン5本、牛ステーキ3枚、生姜、米の配給です。配給される量は一人暮らしでも複数人で住んでいても同じです。(1部屋1セット)

▼最近の食事

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配給の豚肉、太刀魚、牛肉、野菜とストックしていた全粒穀物(オートミール)と納豆の日々が続いています。

マルチビタミンやプロテインを摂っているので栄養バランス的には問題ないかと思っていますが、いい加減飽きてきました。あと、550MLのミネラルウォーターが15本くらいしかないので、水は1週間持たなそうです。

マンションの共同購入グループ

個人での食品購入は難しいですが、マンションや小区単位での共同購入で一部食材は入手できます。

ロックダウン後、マンションのグループチャットが出来て、そこで卵や牛乳、肉などの共同購入を募っています。

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マンション内での物々交換等も行われているようですが、メッセージが多すぎて煩わしいので全く見ていません。今住んでいる場所は22階建てで160人の参加者がいるので、常にだれかがチャットしています。

ロックダウン中の仕事・運動

仕事については、前回書いた通りロックダウンの影響を受けておらず、2年ぶりの全社員在宅勤務ですが問題なく進めています。

ai-china.hatenablog.com

運動も毎日HIITを続けています。

まとめ

上海浦西の私の住んでいる場所でのロックダウン11日目までの様子をまとめてみました。

ロックダウン中はほとんどネットもニュースも見ない生活を続けているので、他の上海のエリアがどうなっているのかよく分かっていません。

私が住んでいるエリアはしばらく外出禁止が決まっているので、コロナのネガティブなニュースを見るより、いかに自宅で快適に過ごすか、自宅時間を有効活用するかを考えています。