2022年11月14日 またまた私の住んでいるマンションが封鎖されました。
10月以降だけで4回目。最近中国では、「新しいコロナ対策ルール」が発表され隔離対象が狭まったハズですが、実際には未だに濃厚接触の濃厚接触で封鎖されます。
中国の新しいコロナ対策ルール
11月11日に発表された新しい中国コロナ対策ルールは下記の通り(一部抜粋)
- 濃厚接触者は「7日間集中隔離+3日間在宅健康管理」から「5日間集中隔離+3日間在宅隔離」
- 二次接触者(濃厚接触の濃厚接触)の判断を設けない
- 入国者は「7日間集中隔離+3日間在宅健康管理」から「5日間集中隔離+3日間の在宅隔離」
- 入国者に対して、搭乗前48時間以内に2回PCR検査陰性の要件を、搭乗前48時間以内に1回PCR検査陰性に変更
▼上海市は既にこれら新しいルールを適用した、と発表。
マンション封鎖の流れ
今回のマンション封鎖の原因は住人の一人が濃厚接触になったためです。
- 11/9(水)住人Aさんの会社にBさんが訪問
- Bさんが外地に行き11/12(土)にコロナ陽性
- 11/13(日)Aさんの会社社員は全員濃厚接触者として判定される
そして、Aさんが住んでいる我々マンション住人は濃厚接触の濃厚接触として封鎖されることになりました。48時間の封鎖と5日間の健康観察期間です。
上海市では二次接触者(濃厚接触の濃厚接触)の判断をしないはずですが、全くルールが適用されていません。
マンション住人のグループチャットでも不満が爆発しています。「居委会」に文句を言う人もいますが、「居委会」は長寧区の「防控中心」の指示に従っているだけなので間に挟まれて可哀そうです。
上海政府ホットライン(12345)に電話しても「二次接触者は隔離不要。ただ、二次接触に関わる場所は封鎖する」との回答だったそうです。
上海ロックダウンが解除された6月以降我々のマンションは数えきれないほど封鎖されています。
まとめ
中国では新しいコロナ対策ルールが発表されていますが、実際にはその通りには運用されていません。結局、濃厚接触や濃厚接触の濃厚接触におびえる日々が続きそうです。
開放までの流れ(11/16追記)
11/16に開放されたので、解放までの流れをまとめました
- 11/14 10:00 マンショングループチャットで封鎖連絡(私は会社に出社中)
- 11/14 19:00 マンションへ帰宅。入口には警察のテープが貼ってあり、警備員から「一度入ると封鎖解除まで出れないけど問題ないか」と確認される
- 11/15 09:30 PCR検査
- 11/15 15:00 PCR検査結果が出る
- 11/16 08:40 マンション封鎖解除
結局、私がマンション封鎖期間中に受けたPCR検査は1回だけ。
PCR結果が出てから翌日朝まで封鎖されましたが、封鎖解除前にPCRをしなければ、封鎖する意味が無い気がします・・。