2019年6月14日に中国国内で販売されたXiaomi(小米)のスマートウォッチ「Mi Band4(小米手环4)」を購入しました。今回水泳トレーニング用に購入して数日使ってみましたが全く役に立たない欠陥商品でした。
Mi Band4のスペック
今回のバージョンの特徴は下記4点です。
- カラーディスプレイ(AMOLED)となり表示領域 40%UP
- 防水性能が向上し水泳トレーニングモード追加
- 6軸センサーを搭載し各種運動をサポート
- 心拍数測定機能向上
特に水泳トレーニングモードについては、リアルタイムトレース・泳法自動認識機能を搭載しており「Mi Band4」の目玉の1つとしています。
値段は標準版169元=2,630円、NFC版229元=3,560円です。
商品開封
天猫(Tmall)のXiaomi公式サイトで標準版を購入しました。午前中に注文して夕方に到着。
家にある他のスマートウォッチと比べてみました。
左:Xiaomi「Mi Band4」169元
中央:Huawei「荣耀手环4running版」99元
右:Amazfit「米动手表青春版」399元
写真はぶれてしまっていますが、カラー有機EL搭載の「Mi Band4」の表示が綺麗です。
水泳で使ってみた
早速メインの目的である水泳トレーニングモードをプールで使ってみました。
スマートウォッチのメニューから「水泳モード(泳池游泳)」→「プール長(泳道长度)25M」を選択しスタートします。
1000M泳いだ結果・・記録300M
水泳中はディスプレイ表示がOFFとなっており、どれくらい泳いでいるか確認できません。ロックを解除しようとしてもディスプレイが水にぬれた状態ではタッチパネルが誤作動して正しく動作しません。
とりあえず1000M泳いだ後、結果を見てみると300Mしか記録されていませんでした。
また、別の日に1200M泳いでも結果は275M。全く役に立ちません。
Xiaomi公式フォーラムでは非難続出
Xiaomi公式フォーラム(小米社区官方论坛)で「Mi Band4」の水泳モードについて検索すると、私と同じように記録が全く正しくないという問題が頻出しています。
正しく動作したという書き込みは1つもありません。
「水泳モードは全く使えない」
「広告詐欺だ」
「開発者出てこい!」と言った書き込みばかりです。
ランニングで使ってみた
ランニングモードでも検証してみました。AmazfitとMi Band4とスマホアプリを起動して比較します。
1.4KM走った結果・・記録1.0KM
少しジョギングをして結果を見てみましたが、結果は全く正しくないです。GPS内蔵のAmazfitとスマホの結果は1.4KM。GPSが内蔵されていないMi Band4は1.0KM。これだけ誤差が大きいと使い物になりません。
HuaweiのスマートウォッチはGPSが無くても正しく測定できているのですが・・。
役に立たないので返品することに
今後のファームウェアアップデートで少しは改善するかもしれませんが、あまりにも品質が悪いので返品することにしました。
Xiaomiの製品は今まで色々購入してきましたが品質が悪いのが多いです。以前購入した体脂肪計は体重の測定が不能となりました。
また、運動用Bluetoothイヤホン「小米运动蓝牙耳机Mini」は半年で充電不能になりました。