2021年2月21日(日) 上海市青浦にある「福泉山古文化遗址」に行ってきました。この場所は「上海発祥の地」とも呼ばれていて新石器時代の石器などが発掘された場所です。
福泉山遺跡について
福泉山遺跡の住所は上海市青浦区重固镇福泉山路658号。
重固镇の中心部で重固镇政府の建物の隣に位置します。
中国国家AAA級観光地で営業時間は08:30~15:30。入場料は8元です。
福泉山遺跡へ
2/21 12:30 地下鉄17号線「蟠龙路」駅近くのバスターミナルに到着しました。
ここからバス「青凤徐专线」にのって重固镇に向かいます。
距離別料金制で始点の「蟠龙路」から「重固镇大街」まで3元。バスはピーク時でも20分に1本しかないので、行くのなら事前に時刻表を確認したほうが良いです。
バスに乗ること30分。「重固镇大街」に到着しました。
重固镇は思ったより栄えています。
福泉山遺跡観光
バス停から歩いてすぐの場所に福泉山遺跡があります。
入場料8元を支払い中に入ります。
入場には健康QRコードのチェック、体温測定、紙の台帳への連絡先記入が必要です。台帳を見るとこの日私が3番目の入場者(日曜日の13時点)。観光客がほとんどいません。
まずは展示室に入ってみました。
中に飾られているのは、出土した石器や陶器の写真やレプリカだけです。
実物は上海博物館などに飾られていて、ここには何もありません。
福泉山に登ってみました。
実際にはちょっとした丘といったレベルで面積も広くありません。
原始福泉山人の生活の様子
生きたまま埋葬された人の人骨が見つかった場所。(約4500年前)
新石器時代から戦国、漢、唐など各時代の遺物が見つかっています。
遺跡はそれほど広くないので1時間で一通り見て回りました。
重固古镇
福泉山遺跡のすぐそばにある「重固古镇」に行ってみました。
南唐桥。元は1629年に建てられた橋。今あるのは再建されたものです。
川の水が汚くゴミが浮いています。
観光地では無いので、飲食店やお土産などはありません。
まとめ
この日の最高気温は25℃。せっかく春らしい陽気なのでどこか行こうと思い「福泉山遺跡」に行ってみました。交通が不便で全く知られていない場所なので、観光客はほとんどいませんでした。周りの上海人に聞いても「福泉山は聞いたことが無い」との事です。