【中国で投資】中国A株売買及び配当金に対する税金と納税方法

中国で働く外国人に中国A株売買が解禁されて1年ちょっとが経ちました。私は解禁直後に口座開設し、少額投資を行っています。

今回は中国での株売買に関する手数料・税金についてまとめてみました。※私は素人トレーダーなので間違っている点があるかもしれません。正確な情報を知りたい場合は証券会社に問い合わせてください。

A株売買時の手数料・税金

中国の証券会社で株式売買する際にかかる費用は下記3種類あります。

  • 佣金(証券会社手数料)
  • 过户费
  • 印花税

佣金について

佣金は証券会社への手数料です。売買金額の0.3%を超えない範囲で各証券会社が自由に設定できます。購入時、売却時共に発生します。

下図は、私が開設している「东方证券」の手数料です。ネット売買と、証券会社での対面販売で佣金が異なり、ネット上(スマホアプリ等)での取引は売買金額の0.03%です。金額が5元未満になる場合は、佣金は5元となります。

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过户费について

过户费は、株の額面金額の0.06%です。上海株のみ必要で、深セン株売買時は不要です。非常に少額なので株取引をしている中国人でも知らない人が多いです。(購入時、売却時共に必要)

印花税について

印花税は株取引にかかる税金です。売却時だけに売却金額の0.1%かかります。日本のようにキャピタルゲイン(儲かった分)に税金がかかるわけではなく、取引ごとに税金がひかれます

配当金に対する税金

配当金にかかる所得税は、株の保有期間によって異なります。

  • 1年以上:0%(無税)
  • 1か月以上1年未満:10%
  • 1か月未満:20%

 詳しくは「关于上市公司股息红利差别化个人所得税政策有关问题的通知」に記載されています。今は暫定的に本来20%の所得税を減額しているという形です。

納税方法・納税時期

下図は私の証券口座の履歴です。

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配当金への税金

2019年7月16日に三一重工の配当金の入金がありました。

配当金は10株毎に2.6元。800株保有していたので、2.6×80=208元が振り込まれています。

2019年8月5日に股息红利扣税がひかれています。三一重工の保有期間は1か月以上1年未満だったため配当に対する所得税は10%です。208元×10%=20.8元が税金として口座残高から支払われました。

株売却の税金

2019年8月2日に三一重工の株を売却しました。

13.84元で800株を売却。売却金額は13.84元×800株=11,072元。

税金(印花税)は、売買金額の0.1%で11.07元。佣金は5元。过户费は0.22元です。

実際に入金された金額は手数料、税金が引かれた後の金額11,055.71元となります。

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 まとめ

インカムゲイン(配当金)に対する所得税率は、株の保有期間によって異なり長く保有するほど優遇されます。配当金入金後2週間~1か月後に証券口座から自動的に引き落としされます。

キャピタルゲインに対する課税は無く、株売却時に売買金額の0.1%の印花税がかかります。株売却金額から税金が引かれた金額が口座に入金されます。

また、住民票が日本にない(非居住者)場合、中国での株売買利益に対して日本での納税義務はありません。