日本の物が日本より安く買える!中国の拼多多(Pinduoduo)が凄い

私は以前、中国のネットショップは「天猫」や「京東」を主に使っていました。ただ、1年くらい前から「拼多多Pinduoduo」をよく使っています。
会社の社員(全員上海人)に言うと「拼多多はガラクタと偽物しかない」「田舎者が使うサイトで上海人は使わない」等言われますが、実際には既にユーザ数中国2位の巨大ショッピングモールとなっています。

拼多多Pinduoduoとは

拼多多は2015年9月に出来たばかりの比較的新しいネットショップです。ただ、ものすごい勢いで売上、ユーザ数を伸ばして既にアクティブユーザ数は京東を抜いて中国2位です。また、去年アメリカナスダックに上場し、時価総額は中国の上場IT企業で現在第5位です。

先週末(2019/10/11)の中国IT企業時価総額ランキング

  1. アリババ 4502億米ドル
  2. テンセント 3956億米ドル
  3. 美団点評 654億米ドル
  4. 京東 433億米ドル
  5. 拼多多 382億米ドル
  6. 百度 364億米ドル

株価は2019年第二四半期決算発表後に大きく上げています。

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購入方法

商品購入方法は他のネットショップと少し異なります。「買い物かご」という概念が無く、1商品ごとに購入する必要があります。また、共同購入の形を取っていて購入希望者が3人揃うとその値段で購入できるという仕組みです。(成立人数は商品によって異なる)

下図の場合、あと一人で共同購入成立というグループがあるので、そこを選択するとすぐに商品を購入できます。

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次の画面。料金を支払うと購入完了です。この商品は、海外からの輸入品なので、身分証明書の登録が必要です。外国人は購入することができません。※天猫や京東と同じ

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百亿补贴

上記画像のNintendo Switch Lite(日本版)は日本のヨドバシ.comで料金を見ると21,970円です。

拼多多では1,350元。1元=15.3円で計算すると20,655円です。日本で買うより中国の拼多多で買った方が安くなります。

これは拼多多が購入補助金として249元を負担しているためです。「百亿补贴」と表示されている商品は全てこのように安くなるため日本製品が日本で買うより安いという事がよくあります。

まとめ

私は家電製品からサントリーウーロン茶のペットボトルまで最近は何でも拼多多で買うようにしています。「百亿补贴」対象商品は短期間で変わるので、気になる商品は早めに購入することをお勧めします。