日本ディープラーニング協会 G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL 2018 #2)合格への勉強法

2018/11/24に行われた日本ディープラーニング協会主催のG検定(JDLA Deep Learning for GENERAL 2018 #2)の結果が本日メールで送られてきました。テストは想像していたより難しく、あまり自信は無かったですが無事合格していました。

今回の受験にあたって勉強した内容やテスト受験時の注意点についてまとめてみました。

試験勉強前の人工知能に関する知識

私は今中国上海に一人で駐在している零細企業駐在員です。中国では人工知能に関する有料・無料のオンラインセミナーが多く実施されており、私も興味があったので受講したことがあります。受講したのは、pythonを使用し機械学習・ディープラーニングの理論、プログラミングを学ぶ全10回のコースです。(受講料299元=5000円)※詳細については以前のブログに記載しています。

そのため試験勉強前にも人工知能についてある程度知識はありました。ただ、セミナーは全部中国語なので、各専門用語が日本語では何というかわからない状態でした。また、私が受講したセミナーはE検定寄りの内容で人工知能の歴史などについては、ほとんど学んでいないです。

G検定勉強内容

私がG検定の存在を知ったのが10/30。

ai-china.hatenablog.com

 次の日にはG検定の公式テキストを購入しました。

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト

  • 作者: 浅川伸一,江間有沙,工藤郁子,巣籠悠輔,瀬谷啓介,松井孝之,松尾豊,一般社団法人日本ディープラーニング協会
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2018/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 試験までの約20日間このテキストだけを何周かして、推薦図書として紹介されていた下記本は全く見ていません。

  • AI白書 2017
  • 人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
  • 深層学習 機械学習プロフェッショナルシリーズ

試験の難易度・注意点

公式テキストの内容は大体暗記し、試験は余裕だろうと思っていましたが、実際問題をといてみると・・難しい。テキストに載っていない用語を問う問題も多かったです。特に「AI白書」出典の問題はわからないのが多かったので、確実に合格を目指したいなら購入して事前に読んでおいたほうが良いかと思います。

後、行列のかけ算など計算問題が2問ほどあったので、計算用紙を用意しておいた方がいいです。数式を偏微分する問題も出ていました。

合格必要最低点は公表されていませんが、公式テキストだけしか知らない状態では合格は難しいかもしれません。