GoogleAIが推測するあなたのユーザ属性(年収、教育、勤務先・・)は?

我々は普段Googleのサービス(検索、Youtube、Map、Gmail)を無料で使えていますが、それら全ての情報がGoogleに提供され広告配信に利用されています。

GoogleAIに推測された自分のユーザ属性(年収、教育、既婚、持ち家、子供、企業規模、業種・・)を確認する方法やどのような情報がGoogleに提供されているのかまとめました。

Googleマイアクティビティ

Google検索履歴やWebサイトの閲覧履歴、Youtube動画の視聴履歴等は下記サイト「Googleマイアクティビティ」で確認できます。

myactivity.google.com

Google検索やYoutube等だけではなく、位置情報などあらゆる情報が収集されていることがわかります。

ロケーション履歴

特定の Google サービスを使用していないときでも、デバイスを持って訪れた場所が保存されます。

これら情報を元に広告主は、消費者の関心、行動、背景をリアルタイムに把握し効果的なタイミングでユーザーに広告を表示できます

Googleアナリティクス

更にWebサイト側でも訪問したユーザの情報を保存しています。

例えば私のブログにアクセスしたユーザ一人ひとりの情報が下記のように保存されています。

「1523741303.1692173216」さんは、千葉県在住で11/7にGoogle検索で初訪問。

その後、11/8の何時何分何秒に画面を開いた、スクロールした、広告を見た・・等、全てのイベントが記録されています。

現在大部分のWEBサイトではGA4タグや類似するものが設定されているので、WEBサイト上でのイベントは全て記録されています。

これら情報を元に広告主は一度サイトにアクセスした人に重点的に広告を出したり、広告を通じてアクセスしたユーザがいくら購入したか等を監視します。

GoogleAIに推測されたユーザ属性は?

Google アクティビティに基づいて推測された自分のユーザ属性は下記で確認できます。

myadcenter.google.com

私はGoogleから下記の通り推測されていました。

  • 関係:既婚
  • 世帯収入:高収入
  • 教育:学士号
  • 業種:テクノロジー
  • 企業規模:大規模雇用者
  • 持ち家:住宅所有
  • 育児、子育て:子供がいない人

結果は、全然正しくない・・。

内容が正しくない場合、自分で手動修正することも可能です。

まとめ

Googleが収集している個人情報やアクティビティから判断したユーザ属性を確認する方法をまとめました。

ここまでGoogleが個人情報を収集しているとはつい先日まで知りませんでした。(Google広告資格試験受験時に知った)

▼Google広告資格試験の過去記事

ai-china.hatenablog.com

Google サービスを使用していないときでも、GPS、Wi-Fi およびネットワーク データからデバイスを持って訪れた場所が保存されたりと、やり過ぎな気もします。

ただ、私自身のユーザ属性は全然当たっておらずGoogleAIの判断も現時点では当てにならないです。