2022年10月7日 中国に入国し、上海市長寧区の入国者用ホテルで隔離されています。
▼前回は隔離ホテルの環境やルールについて紹介しました。
今回は、隔離ホテルでの1日の過ごし方や部屋でのトラブル、自宅隔離可否についてまとめました。
1日の隔離スケジュール
隔離ホテルの1日のスケジュールは以下の通り。
- 07:30 朝食
- 09:00 体温検査
- 09:30 PCR検査
- 11:30 出前配達
- 12:00 昼食
- 15:30 体温検査
- 18:00 晩飯
- 18:30 ゴミ回収
食事の時間は1時間くらい前後することがあります。
体温検査は毎日。PCR検査は今のところ1,2,3,5,7日目。共に係員が部屋に来て検査を受けます。7日目のPCR検査だけは何故か朝4:15に係員がやって来ました。
※このブログ記事では到着日(10/7)は隔離0日目、到着翌日を1日目として記載しています。
食事
隔離中の食事は下図の通り。(1,2,3日目)
朝食
昼食
晩飯
1食の原価は5元くらい。朝は中華まん2個、牛乳、ゆで卵で固定です。
栄養素としてはタンパク質がかなり不足しています。
日本からプロテインや鯖缶、オートミールやマルチビタミン等は持ってきましたが、不足分はネットスーパーで追加で購入しています。
食事のデリバリーは禁止ですが、常温保存できる食料品や日用品は配達してもらえます。
飲料水は最初部屋に15本用意されていますが、飲み終わったら自分で出前で購入しないといけません。
運動
部屋の外には一歩も出れないので部屋の中で出来る運動を毎日しています。
HIIT(隔離前からの毎日の日課)
筋トレ
自重トレーニングがメイン。「腕立て×30、ランジ×15、バイシクルクランチ×60」を3セット。後は筋トレ用チューブを持ってきたので、適当に種目を選択。
洗濯
隔離ホテルにはクリーニングサービスは無く洗濯機もありません。自分で手洗いする必要があります。
洗濯が面倒なので、部屋ではユニクロのエアリズムの肌着にハーフパンツだけの恰好で過ごしています。洗剤は持って来てなかったのでネットスーパーで購入。
仕事
ホテルのWiFiの速度は問題なく、会社へのVPN接続・リモートデスクトップ接続も全く問題ありません。
ただモニターが無く、ノートパソコンの小さいディスプレイで長時間操作をするのは不便です。
部屋のトラブル
隔離生活1日目の夜。突然部屋の電気が全部消えました。
しばらく待つと復活。最初はカードキーの接触が悪いのかと思って何度か抜き差ししていました。
その後、また突然消灯。電話は通じたのでフロントに連絡します。真っ暗闇で待つこと40分。
ようやく係員が部屋に来て修理。ただ、コンセントを全部抜いても中々ブレーカーが上がらず暗いままです。
修理に20分くらいかかりました。原因を聞いても不明なままです。「電気ポットに水を入れすぎると溢れて漏電に繋がる」と言われましたが、その日はポットを一度も使用していません。
自宅隔離の可否
中国入国時の隔離期間はルール上「7日(ホテル集中隔離)+3日(自宅隔離)」。ただ、多くの場所で「+3日」の自宅隔離を認めていません。
「自宅隔離がOKか?」「隔離ホテルをいつ出れるか?」はホテルスタッフも把握しておらず、専属の医療チームが管理しています。
10/14 22:45 医療チームから電話がかかってきました。(隔離ホテルに到着したのは10/7 21時だったので、丸7日経過後)
「中国語は分かるか?」
「+3日の隔離は自宅を希望するか?それともそのままホテル滞在を希望するか?」
→自宅隔離希望と回答。すると入国時に登録した住所を再確認されました。
「「社区」に自宅隔離が出来るか確認するが、90%の場所で受け入れ拒否される」
「もし自宅隔離OKだったら再度連絡する。自宅へ移動する車はこちらで用意する」
「自宅隔離がNGの場合、引き続き今のホテルに滞在してもらう。その際の3日分の追加隔離費用は無料」
→「社区」とは自分の住んでいる小区の「居委会」の事だと思われます。
電話を受け取ったときは寝ていたので、内容はうろ覚えです。もしかしたら聞き間違えていた箇所があるかも・・。
私のマンションは今週濃厚接触が出て封鎖されていました。今は+5の健康観察期間なので、自宅隔離受け入れは絶望的です。
まとめ
隔離ホテルでの過ごし方についてまとめました。基本的には3食付きのホテルで過ごすだけなので特に不便に感じる事はありません。安いホテルだけあって食事の質はイマイチですが、不足分は自分でネットスーパーで購入すればいいので特に問題もありません。
自宅隔離については、その後何も連絡ないので引き続きホテル隔離となりそうです。上海の中でも区によっては自宅隔離を受け入れられやすい場所もあるようです。