2022年10月7日 成田発のフライトで上海に到着しました。中国はゼロコロナ政策を続けているので入国者は隔離ホテルに閉じ込められます。
現在、隔離されている上海長寧区のホテルの隔離ルール・環境・料金などを纏めました。
隔離ホテル振分け・チェックイン
前回の記事で中国入国や隔離ホテルの手続きについて記載しました。
上海長寧区では「中級ホテル」か「高級ホテル」かを選択可能で、私は中級ホテルを選びました。
隔離ホテルでのルール
隔離ホテルは「全季酒店(长顺路)」。虹橋空港のすぐそばです。
ホテル到着後、係員から隔離に対する説明は一切ありません。
説明書きを渡され、「不明な点はフロントに電話してくれ」との事です。
この日、ここに隔離されるのは日本人が半分くらい。中国語のみの説明でかなり不親切です。Wechatグループが用意されている隔離ホテルもあるようですが、このホテルにはありません。
▼隔離ルール
食事
以下の時間にドア前に配られるので各自受け取る。
- 朝食:7時~8時
- 昼食:11時~12時
- 晩飯:17時~18時
→食事の用意が終わると係員がドアをノックしたり、大声で叫ぶのでドアを開けて受け取ります。ドアを開けている時間が長いと警報が鳴ります。
また、時間通りに配られないことも多く、昨日の晩飯は19:30でした。
出前
- 食事の出前は禁止
- 酒・たばこは禁止
- 腐りやすいもの・冷蔵が必要なものは禁止
上記以外の日用品や日持ちする食べ物(お菓子、飲み物など)は注文可能です。
ただ、部屋まで運んでもらえるのは1日1回(11:30~12:00)のみ。
体温検査
体温検査は、係員が毎日2回(9時、15時頃)部屋にやって来ます。
→腕をドアから出して非接触の赤外線体温計で計るだけなので10秒ほどで終わります。
PCR検査
PCR検査は、隔離説明書きには記載無しです。ただ、今のところ3日連続で午前中(9時半~10時半)に受けています。
検体採取は、片方の鼻と喉の2か所。初日は時間をかけて採取していましたが、2日目・3日目は適当でした。
ゴミ捨て
ごみの回収は1日1回。18:30までにドアの前に置きます。
ゴミは専用のごみ袋に入れ、しっかり縛って消毒液を吹きかける。そしてそのゴミ袋を別のごみ袋に入れて表に出すルールです。
料金
隔離費用は400元/1日。食事は3食無料提供。ただ、隔離期間中の掃除やシーツ・タオル交換は無しです。
支払はチェックアウト前日に連絡するとの事です。現時点でも未だに7日隔離か10日隔離かは決まっていません。
隔離部屋
部屋の様子。
テレビは何も映りません。iPadやAndroidスマホのミラーリングも出来ず。
窓の外
シャワー
トイレ・洗面所
ペットボトルの水が15本用意されています。
冷蔵庫やバスタブは無し。
まとめ
私が今隔離されている上海長寧区「全季酒店(长顺路)」の隔離ルールや部屋の様子をまとめました。
郊外のホテルだけあって部屋は比較的広めです。ただ、食事はイマイチで、突然ブレーカーが落ちたりと設備やサービスの面ではあまり良くない場所でした。
今は上海市内でもコロナ感染が広がっていて(1日の感染者が2,30人)、多くの建物が封鎖されています。私のマンションも2日連続で濃厚接触が出て封鎖中。ホテル隔離終了後、自宅に戻ってもまた隔離の不安におびえる日が続きそうです。