2022年10月7日(金) 成田空港から上海に移動しました。
中国渡航当日の日本側チェックイン手続きから上海浦東空港での入国審査・隔離ホテルまでの流れをまとめました。
成田空港搭乗手続き
東方航空の13:50発上海行のフライトに乗ります。
フライト3時間半前に空港に着きましたが既に多くの人がチェックインカウンターに並んでいました。
並んでいる間に係員から「健康コード(HDC)」の確認や、簡単な資料を記入するよう求められます。
皆、大量の荷物を持っているので一人ひとりのチェックインに時間がかかり、1時間20分も並んでようやくチェックイン手続きが出来ました。
チェックインカウンターを抜けると中国の「税関健康コード」を登録するブースが用意されています。
登録すべき内容が日本語でも詳しく書かれており、係員も常駐しています。
私はチェックインカウンターに並んでいる間暇だったので、事前に登録を終えていました。※Wechat「Customs Pocket Declaration」ミニアプリ(中国出国時に利用したミニアプリ)で登録。
成田空港第二のラウンジは普通に営業していますが、客が少なかったです。
定刻通り出発
東方航空フライト(成田→上海)
上海行の機体はボーイング777。
ほぼ満席で日本人は4割弱くらい。(8月に乗った上海→成田便は1席おきの間隔を開けての運行でしたが、今は全席に乗客が乗っている)
この日は国慶節連休最終日ですが、観光客と思われる人はいませんでした。
CAの人たちは防護服にフェイスシールドまで装着した状態です。
昼食
上海浦東空港入国審査
16:20 上海浦東空港に到着。ただ、機内から一度に降りる人数が制限されており飛行機から出るのに30分待ちます。
空港に着くと、まずPCR検査会場に向かいます。外にあるプレハブ小屋まで歩くので結構な距離があります。
17:05 PCR検査実施。検体採取は片方の鼻をぐりぐりする形。
17:20 PCR会場からまた少し歩き、入国審査です。外国人は入国カードに滞在先などを記入し係員に提出します。この入国カードは詳しくチェックされるので、全項目の記載が必要です。(半分くらいの人が記入が不足していると指摘されていました)
隔離ホテル手続き
入国審査を終えると今度はWechatで「浦东机场入境旅客信息登记」を登録します。
中国での住所等を登録し、このQRコードで隔離ホテルの振り分けなどの管理が行われます。
QRコード登録後、道なりに進むと
「上海に住所があるか/ないか」
「上海のどの区に住所があるか」
によって行先が分かれます。
隔離ホテルの登録手続きです。
17:40 長寧区に住所がある人用ブースに並びます。他の区は全然人が並んでいないのに長寧区だけ異常に行列が長いです。
日本人が多く住んでいる長寧区。行列に並んでいるのは日本人がかなり多かったです。
- 長寧区に住所が無いのに並んでいて追い返されている人
- 浦东机场入境旅客信息登记を登録直後に係員に提出していなかった人
- 言葉が通じず電話で通訳を介して手続きしている人
など苦労している人が結構いました。
数十分並んでようやく私の番が回ってきました。
長寧区の隔離ホテルは2つの価格帯から選択可能です。
- 中級ホテル:500~600元/1日
- 高級ホテル:800~900元/1日
フードデリバリーサービス無しと書かれています。
そして、この日のホテルは
- 中級ホテル:全季酒店(广顺路) ・・虹橋空港すぐ近く
- 高級ホテル:虹桥锦江大酒店(遵义路)
私は中級ホテルを選択しました。他の区は隔離対象者が少ないのか、このような選択肢は無さそうでした。(この日の黄浦区の隔離場所は「古象」ホテルだけ)
「隔離は7日か10日か?」と確認したところ「今は多くの場所で自宅隔離を受け入れていないので10日の可能性が高い」との事です。
また、隔離ホテルへの移動は全ての国際線の到着を待って全乗客の振り分けが終わってから出発するとの事です。隔離ホテル場所を含めこれらの情報は自分から積極的に聞かないと何も説明してくれません。
19:30 この日の最終国際線到着便(韓国→中国)の手続きが終わり、ようやく隔離ホテルに向けて出発です。
20:20 QRコードの登録などを再度行い、やっとホテル行のバスが出発しました。
21:10 全季酒店にバスが到着。到着後にまずバス内で「健康状況報告書」に記入します。パスポートを預け部屋のカギを受け取るまでにかなりの時間がかかりました。
22:05 隔離用ゴミ袋やマスクなどを受け取りようやく部屋に到着。
到着後、抗原検査を行いこの日は終了です。
まとめ
中国渡航当日の様子をまとめました。上海浦東空港到着してから、ホテルの隔離部屋に着くまで約6時間。手続きが面倒なうえ全然説明も無いので疲れました。
また、隔離ホテルに着いても係員から隔離に関する説明は何も無く、中国語でのみ書かれた説明書きを渡されただけ。「料金をいつ払うか?」「隔離終了は何日か?」等も分からないままでしたが、当日は疲れていたのでそのまま寝ることに・・。
言葉が全く分からなかったり、中国の電話番号や銀行口座がない人は更に大変だと思います。