2020年上半期人民元資産運用結果 5か月ぶりに中国A株を購入・・+19,668元

2020年上半期の人民元資産運用結果をまとめてみました。

▼2020年1~3月の損益は過去記事参照。+8,821元

ai-china.hatenablog.com

4~6月の損益は+10,847元で、2020年上半期の合計損益は+19,668元(299,740円)です。※1元=15.24円で計算

中国A株は1月の春節前にをすべて売却しノーポジションだったのですが、6月に久しぶりに購入しました。

中国A株損益

中国A株は中国の証券会社「東方証券」で売買しています。2020年初の証券会社口座の資産は95,257.26元。

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4~6月の損益は-527.82元(-8,044円)です。

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月毎の損益

月毎の詳細は下記のとおりです。

収支金額 月損益率 沪深300騰落率
1月 ‐2,593.87 -2.72% -2.19%
2月 -28 -0.03% -1.08%
3月 +425.11 +0.46% -6.17%
4月 0 +0% +5.93%
5月 0 +0% -1.11%
6月 -527.82 -0.57% +7.49%

4、5月 ノーポジション

上海総合指数は3月終わりから、緩やかな上昇トレンドが続いていています。

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そんな中4、5月は一切取引せずノーポジションでした。

中国株を購入しなかった理由は、アメリカの中国制裁を懸念していたためです。4月以降中国ではコロナ感染者はほとんど発生しておらず、経済活動も再開しています。

ただ、アメリカでは感染者数が世界一になりトランプ大統領が「ウイルスは武漢の研究所から漏れたものだ」「中国に賠償金を請求する」などと言っていました。去年同様に急に米中対立が激化し株が急落するのではないかと思っていました。

6月 5か月ぶりにA株購入

中国が香港に国家安全法制を導入することに対してトランプ大統領は「非常に強力な対応」をすると宣言していました。

ところが、5月29日の記者会見で発表された内容は「香港を特別に扱う優遇措置を撤廃するプロセスを開始する」という事のみで具体的な内容は何もありませんでした。

それを受け6月1日の香港株は大幅高。私も今のところアメリカは口だけで制裁するつもりはないと判断して6月1日に久しぶりに中国A株を購入しました。

購入したのは600585海螺水泥。セメント業界中国トップ企業です。6月中国株は上昇(上海総合指数+4.64%,深セン総合指数+11.6%,香港ハンセン指数+6.38)しましたが、私の購入した株は最近の洪水の影響などもあり軟調です。

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結局6月に購入したのはこの1銘柄だけです。

理財商品利息

理財商品は、ここ2年間浦発銀行の同じ商品(高净值同享盈增利之100万起)を買い続けてきました。ただ、最近理財商品購入者が増えているのか「信託金の限度額」を超え5月時点で募集停止になってしまいました。仕方がないので、1日毎に利息が貰える「天天盈增利2号」や「高净值悦盈利93天」を購入しました。

各期間の利息は以下の通りです。

  • 期間:2020/02/21-2020/05/21 利息:11,155.07元(高净值同享盈增利之100万起)
  • 期間:2020/05/22-2020/05/24 利息:318.86元(天天盈增利2号)
  • 期間:2020/05/26-2020/08/27 利息(予定):12,230.14元(高净值悦盈利93天)

2020年4~6月の理財商品の利息合計は、11,374.32元(173,345円)です。

まとめ

2020年4~6月は、中国株は上がり続けていましたが全く波に乗れませんでした。11月の大統領選に向けて米中関係がどうなるのか不透明なので、引き続き株の購入は控えようかと思います。