先週(6月3日)よりチベット自治区ラサ市ポタラ宮の観光が再開となりました。
チベット旅行に興味があるので、現地の旅行会社に電話で状況を問い合わせてみました。
チベット(西蔵)の外国人規制
チベット自治区には外国人が個人旅行で行くことが出来ません。
中国政府に認可された旅行会社でホテル、ガイドなどを手配する必要があります。また、事前に旅行会社経由でチベット入境証を準備します。入境証の取得には時間がかかるので出発2週間前には申し込みが必要です。
チベットへ行く方法
チベットツアーには大きく分けて2種類あります。
- チベットまでの交通(飛行機、列車)込みツアー
- 現地ツアー(チベットまでは自力で移動)
それぞれ、料金・メリット等を調べてみました。
1.上海からの交通込ツアー(日系旅行会社)
某日系旅行会社のHP上に掲載されているチベット旅行ツアー内容は
料金
3泊4日 10,840元 (航空券、青蔵鉄道チケット、ホテル、日本語ガイド、チベット入境証込み) ※料金は一番安いフライト、最安の座席があった場合の料金。1人参加は航空券、鉄道代以外2名分必要
実際にチベットを観光するのは1日半。ラサ市内のみです。
メリット・デメリット
メリットは、航空券、鉄道チケットなど込みなので、自分では何も準備をする必要がない。デメリットは、とにかく高い。一人参加の場合いくらプラスになるか記載されていませんが、計20万円以上はかかりそうです。
2.自力で移動して現地ツアーに参加
自力でラサまで移動し、現地ツアーに参加する場合の料金とメリットは
上海からラサへの交通費
来週末の航空チケット・列車価格は下記の通りです。
- 6/19(木) 上海虹橋-蘭州 21:55-01:05 航空券420元(総額)
- 6/20(金) 蘭州-ラサ 09:29-09:55 青蔵鉄道1等寝台823元
- 6/22(月) ラサ-西寧 17:30-19:40、西寧-上海浦東 21:20-00:25 航空券1125元(総額)
交通費総額 2,368元
外国人向け現地ツアー料金
外国人向け現地ツアーはオンライン旅行会社FeizhuやCtrip上にありませんでした。ネット上で適当に見つけた現地の旅行会社に問い合わせすると
- ラサ市内2泊3日観光ツアー料金:3,000元未満(観光地入場料、中国語ガイド、ホテル、チベット入境証込み) ※1人参加の場合
- 日本語ガイドが必要な場合プラス1,000~1,500元(コロナの影響でラサに日本語ガイドがほとんどいなく、手配料が高い。英語ガイドなら安い)
- ガイドへのチップ(1日80~100元)
メリット・デメリット
自力で現地まで行く場合のメリットは費用が安く済むこと。特に一人参加の場合は日系ツアーと比較して半額くらいで行けそうです。また、予約が取りずらい青蔵鉄道のチケットも代理購入してもらえます。
コロナによるチベット観光への影響
現地旅行会社の話では、コロナの影響で
- 6月は外国人ツアーの募集はしていない
- 7月以降再開するかは未定(6月下旬に再度問い合わせてほしい)
- ラサ市内の観光地は大昭寺以外は再開した。大昭寺も7月には再開すると思われる
との事でした。
まとめ
日本人向けツアーは高いので、チベットに行く場合は自力で移動し現地ツアーに参加する予定です。7月に外国人向けツアーが再開するのなら、日本の4連休あたりに行こうかと思います。
チベット外国人向けツアー申込み(2023/12追記)
2023年12月 チベット8日間外国人向けツアーに申込みました。詳細は下記の通り。