もうすぐ中国では労働節の5連休となります。私は特に予定が無いので旅行に行こうか考えています。コロナがほぼ収束したとされる中国。本当に問題が無いのか検討します。
行きたい場所
私は旅行が趣味で去年までは、ほぼ毎月旅行に行っていました。
特に行ったことが無い場所に行くのが好きで、今は東南アジア全制覇と中国全省完全制覇を目指しています。それぞれ残りは下記の通りです。
東南アジア
東南アジアは3年半で8か国行きました。残りは下記3か国です。
- 東ティモール
- ブルネイ
- シンガポール
中国国内
中国には34の一級行政区があります(23省・5自治区・4直轄市・2特別行政区)。行ったことが無いのは4地区です。
- 江西省
- 海南省
- 新疆ウイグル自治区
- チベット自治区
海外旅行は不可能
このうち東南アジアへの旅行は不可能な状況です。中国では鎖国政策をとっているため一度中国外に出ると外国人は入境できなくなります。また、国外でも外国人入国不可としている国が多く、海外旅行は今年いっぱい難しいかと思っています。
中国国内旅行
労働節の国内旅行については特に問題ないと言われています。コロナで減った観光客を取り戻そうと観光地無料や半額にする場所も多いです。Ctripのレポートでは連休中に延べ9000万人が旅行に行くと予想されています。ただ、新型コロナウイルスが完全に無くなったわけではないので、色々制約もあります。
中国疾控中心の見解
4月23日 中国疾控中心の担当者が労働節連休の旅行について話ています。内容は下記の通りです。
- 大部分のコロナウイルス新規感染者が報告されていない地区への旅行は比較的安全
- 老人、妊婦、持病がある人は旅行は勧めない
- なるべく人気の観光スポットを避け、混雑時間を避ける
- 公共交通に乗る際には常にマスクを着け、手の衛生も注意する
- 省をまたいでの旅行は、事前に当地のコロナ対策を理解する
各省で異なるコロナ対策
各省によってコロナウイルス対策のルールが異なります。観光客に対して、各地方で用意している健康QRコードの登録や空港、駅での体温検査を義務づけている場所が多いです。
また、政策はコロナ感染者の状況で急に変わることがあります。例えば、海南省では4月23日から急に省内全ての室内プールの営業が禁止となりました。武漢から来た1人の女性が身体検査でコロナウイルス感染者と判明したためです。
今は安全とされている場所が、急に危険地域になるリスクはあります。
人気観光地は予約が必要
人気観光地は人数を制限するため事前予約が必要な場所が多いです。
それぞれの観光地で
- 何日後まで予約できるか
- どのように予約するのか
- 外国人が予約できるか
が異なります。事前に行きたい観光地情報を確認する必要があります。
外国人の旅行は面倒なことが多い
外国人の旅行は更に面倒なことがあります。
- 新幹線駅や空港で別室に連れていかれる(資料の提出必要)
- ホテル予約を断られる
- 観光地の予約が出来ない
という事もあると聞きます。
以前書いたように上海の観光地でも清明節に外国人予約NGの場所がありました。
外国人が少ない地方都市だと、担当者も外国人をどう扱っていいか分からず大変なようです。
まとめ
外国人の中国国内旅行は不便な点がありますが、行こうと思えば行けます。5連休の割には航空券価格が高くないので悩みます。まだ後6日あるので状況を見て再度検討することにします。