新型コロナウイルス感染の広がりが止まらない中国。上海でも2月以降感染拡大防止のため、様々な施策が発表されています。その影響で日常生活がどんどん不便になっています。
出前(フードデリバリー)への影響
配達場所
コロナウイルス感染がニュースになる前までは、私が住んでいるマンションは自分の部屋まで配達員が出前を届けてくれていました。
2月1日に上海に戻ってきて以降は、配達員はマンション内に入ることが出来なくなり、1階の管理人室に出前したものを置いておく形になりました。
2月6日以降は更に厳しくなり、小区(住居団地)内にも入れなくなり、小区入口までしか配達されなくなりました。
営業時間・配達費用
飲食店の営業時間も短くなり、18時や19時に営業終了する店が多いです。19時過ぎに出前を取ろうと思っても、普段使っている店がほとんど終了となっています。
配達費用は値上がりしておらず、春節前の通常料金のままです。
また、料理人や、梱包人、配達員の名前と体温を記載した紙が併せて送られるようになりました。
ネットスーパー
普段使っているネットスーパーの「盒马」。一日の配達件数の制限があるため中々注文できなくなっています。最寄りの店舗では、普段は注文から30分前後で部屋まで届けてもらえるのですが、今は朝9時過ぎに注文しても19時以降の配達となります。10時を過ぎると注文すらできなくなります。
注文受付は8時から始まるので、早め申込むことをお勧めします。
小区の入口封鎖
今住んでいる小区(住居団地)の出入り口は2月6日から1か所以外全て封鎖され住居者以外は中に入れなくなりました。私が住んでいるマンションはその出入り口から結構遠いところです。
当日、封鎖されている事を知らずにネットスーパーでペットボトル24本を含む約20KG分の商品を注文したのですが、小区入口までしか配達してもらえず部屋まで運ぶのが大変でした。
出前を注文しても毎回マンションを出て往復300m程歩くのでかなり面倒になっています。
マンション内の様子
マンションのエレベータは定期的に消毒しているのか、中は消毒液の匂いがきつく床がべしょべしょになっています。ボタンは直接触れないようラップのようなもので覆っています。
マスク購入案内の張り紙があります。今上海ではマスク購入は登録制で、登録後指定の薬局で1家庭5枚購入できるという形です。
在宅ワーク
前回記事に書いた通り、今週月曜日(2月3日)から仕事を始めています。
会社の各社員のPCを起動しておき、自宅のPCからVPNで会社のネットワークに接続してリモートデスクトップで各々のPCに接続する形としています。
社員との連絡はSkypeで行っており、自宅PCにマイクが付いていない社員とはSkypeで画面共有しつつWechatで通話しています。
今のところ在宅ワークでは特に不便な点は無いので、来週も引き続きこの形で進める予定です。