2019年の人民元資産運用結果をまとめてみました。投資先は中国A株と理財商品のみで、中国株は+22,707元(+31.25%)。理財商品の利息は+43,148元です。
年間合計の損益は+65,855元(1,028,700円)でした。※2020/01/07時点でのレート1元=15.62円で計算
中国A株損益
2019年初の証券会社口座の資産は37,650.74元。1,2月に35,000元を入金し、計72,650.74元(1,134,000円)を元本に1年間運用しました。
2019年の中国A株の損益は+22,706.52元(354,500円)でした。
月毎の損益
月毎の詳細は下記のとおりです。
月 | 収支金額 | 月損益率 | 沪深300騰落率 |
---|---|---|---|
1月 | +4,450.74 | +9.34% | +6.26% |
2月 | +2,738,71 | +3.55% | +13.96% |
3月 | +69.72 | +0.09% | +5.70% |
4月 | +1,707.64 | +2.14% | +1.23% |
5月 | -748.4 | -0.92% | -7.12% |
6月 | +4,140.04 | +5.12% | +5.39% |
7月 | +1,086.88 | +1.28% | +0.36% |
8月 | +1,606.7 | +1.87% | -0.81% |
9月 | +353.03 | +0.4% | +0.46% |
10月 | +380 | +0.43% | +1.91% |
11月 | +540 | +0.61% | -1.95% |
12月 | +6381.46 | +7.18% | +6.20% |
中国株全体としては、2019年1~3月に大幅上昇、5月のトランプ砲(米中摩擦)以降は調整モード。そして12月には米中緊張緩和で回復といった形でした。
私は前半(2,3月)の上昇トレンドにうまく乗れずにあまり利益を出せていませんでしたが、それ以外の月はまずまずのパフォーマンスでした。年間を通してみると5月に若干減らした以外はプラスでした。
株投資家全体での立ち位置
2019年は中国株全体が年始と比べ上がっていたため、76%の投資家が利益を出しています(東方証券の顧客)。その中でも、私の去年の損益(+31.25%)は株投資者の上位10%のパフォーマンスでした。
投資銘柄毎の損益
投資銘柄毎の損益は下図の通りです。分散投資をしているので、1銘柄1万元前後で買える分だけ購入しています。
2019年前半は色々な銘柄に手を出しましたが、中盤からは業界大手で好業績・外資に人気の銘柄(000651格力电器、600031三一重工、000858五粮液、600585海螺水泥)を長期保有しています。その中でも大きく下げたら買い、上がったら売るという形でトレードしています。あまり多くに投資してもニュースや業績、チャートを追えないのでこれ位が自分に合っています。
2020年への持越し
2020年への持越しは下記5銘柄です。
- 000651格力电器
- 600031三一重工
- 000858五粮液
- 600585海螺水泥
- 600000浦发银行
理財商品利息
理財商品は、浦発銀行の3か月商品(高净值同享盈增利之100万起)を購入しています。
- 期間:2018/11/15-2019/02/13 利息:10849.32元
- 期間:2019/02/15-2019/05/16 利息:10726.03元
- 期間:2019/05/20-2019/08/19 利息:10,994.79元
- 期間:2019/08/21-2019/11/19 利息:11,153.84元
- 期間:2019/11/21-2020/02/19 利息:10,908.49元(予定)
2019年の理財商品の利息合計は、43,148.20元(674,000円)でした。
何度もブログで書いていますが、2019年の理財商品の利息は右肩下がりで、直近では利回りが年換算4%を下回っています。
毎回少しずつ投資額を増やしているのですが、利回りの下げがキツイため利息が増えていません。
まとめ
2019年は中国株、理財商品共にある程度利益を得ることができました。
昨日のブログで書いた通り去年一年間の生活費は63,510元。資産運用での損益は+65,855元なので、給与を1円も使わずに投資益だけで生活費が全て賄えています。
ただ、今後理財商品の利回りは更に下がる可能性があり同じように利益を出せるのかは不明です。また、株も去年はたまたま相場が良く何を買ってもある程度儲かるといった状況でした。今後の米中協議次第では大幅に調整が入るリスクがあります。
そのため、今年は株や理財商品以外にも資産を分散させようかと思っています。