HSK6級で何点取れば中国語の講義・会議が理解できるのか?

何度かブログに書いていますが、私は時間がある時に中国のIT系のオンラインセミナーを受けています。中国のセミナーは一流講師(一流大学のドクター、有名企業の技術顧問など)の講義がかなり安く受講できます。

今まで受講したセミナー

ここ一年で受講したのは下記です。※全て「小象学院」を使用。過去ブログに概要を記載しています。

  • Python人工智能—进阶篇(機械学習 299元)
  • 10小时深入浅出区块链(ブロックチェーン 99元)
  • 智变|连接智能与商业--阿里小蜜智能人机交互实践(ディープラーニング 無料)
  • 我承认,马蜂窝的数据就是这么好爬!(スクレイピング 無料)
  • 初阶!量化交易:策略编写及系统搭建(クオンツ投資 199元)
  • 深度学习之PyTorch实践篇(ディープラーニング 399元)

先日、日本人の知り合いにこれらセミナーを受けるには「どれくらいの中国語力が必要か?」「HSKで何点必要か?」と聞かれたので、私の中国語力とどれくらい理解できるかまとめてみました。

中国語力

私は過去に一度だけHSKを受験したことがあります。大昔の事なので久しぶりにログインしてスコアを確認すると

2014年12月にHSK6級を受験してリスニング(听力)は100点満点中87点でした。

4年半前と大分昔の事ですが、それから仕事や日常生活でもほとんど中国語を使っていないので、あまり上達していない気がします。

どれくらい理解できるか?

では、それくらいの中国語力でどれくらい理解できるかというと・・・、内容によって異なります。

例えば「Python人工智能—进阶篇」では大きく3つのジャンルの中国語が必要になります。

  • 機械学習
  • 数学(主に微分・線形代数)
  • プログラミング

このうち数学に関しての中国語は一度も学習したことが無かったので最初は分からない単語も多かったです。ただ、資料を見ながら何度も説明を受けると自然に理解できるようになったので特に問題はありませんでした。同じように他のセミナーでも資料を基に説明するのでそれほど中国語で困ることは無いです。

まとめ

HSKで出題される基本的な単語とセミナーで出てくる専門的な用語は全然違います。そのため、HSKで高得点でも低得点でもあまり関係ありません。

最初は見たこと・聞いたことが無い単語も多くあっても何度も聞いていれば、理解できるようになります

 アリババのAI開発技術顧問から直接話を聞けたり、役に立つ内容も多いので中国語ができる出来ないにかかわらず興味があれば一度受講してみてはどうでしょうか。

私は中国でのセミナーきっかけで日本ディープラーニング協会のG検定(JDLA Deep Learning for GENERAL 2018 #2)資格を取得したり、クオンツ投資セミナーの内容は中国株投資に役に立っています