中国の証券口座でA株取引を始めるに当たって読んだ本・参考にした動画をまとめました。
股票投资入门与实战技巧
お勧め度：１（５点満点）
初心者向けの本。口座開設手順や用語解説が本の前半。後半は株売買の実践ですがテクニカル分析オンリーです。チャートの形、移動平均線、MACDを使ってどのように買い・売りを判断するかの解説です。
日本の株初心者向けの本では、長期保有を前提に会社の業績等に着目するファンダメンタル分析を勧めるのが一般的ですがこの本には一切記述無しです。
一本书读懂k线图
お勧め度：１
株価チャートを使った取引手法についての解説本。底値圏で十字線が現れたら上昇トレンドに転換するシグナル等日本でも言われているようなチャート分析のみの本。種類が多すぎてとても覚えられないです。
今は証券会社の取引ツールで類似チャート検索もできるのでこんなに覚える必要は無いかと思います。
股票操盘手记
お勧め度：0
「元手7000元から株を始め億万長者になった筆者の取引手記。どのように株を選び、どのタイミングで売買を行ったか・・」と本の紹介に書いてあったのですが、内容は全くの期待外れ。
株取引に関係ない話(恋愛やご飯の話など)が半分以上を占めていて、つまらない。株取引についても購入根拠や、その際のチャートがあまり記載されてなく、ただの自慢話。読む価値なしです。
小白炒股入门
お勧め度：５
「同花順」アプリで公開されている株の事を全く知らない初心者向けの動画。全部で32本、1本90秒程度です。
分かりやすくオススメです。全部で1時間程度で見れるので、中国株を始める際には、まずこの動画で基礎用語や取引ルールを把握するのがいいかと思います。
T+1交易规则：購入した株は翌営業日以降でないと売却できない(＝デイトレードできない)等日本と異なるルールも多いので要注意です。
他にも何冊か目を通してみましたがあまり役に立つ本はありませんでした。中国市場の基本的なルールや用語を理解したら、後は必要な分を自分で調べるという形で十分かと思います。
