人工知能を使った中国株の自動売買(取引手法検討)

9月15日「证券登记结算管理办法」「上市公司股权激励管理办法」が正式に施行され中国で働いている外国人がA株証券口座を開けるようになり、中国株の取り引きが可能となりました。

以前受講した人工知能セミナーでクオンツ分析の手法を学んだので、実際に人工知能を使った自動売買について試してみようと思います。

※クオンツ分析について学んだのは10回の講義中1回だけ(3時間)で私は金融知識がほとんどない素人なので記載内容は正しくない可能性があります。

どのような方法で人工知能を使うか

人工知能を使うといっても、どのようなアプローチをするのか、どのデータを学習するのか、学習手法は何を使うのかなど等考えることは多くあります。

アプローチの方法としては下記3点がまず考えられます。

  • Limit Order Book

板情報(指値注文の金額、注文量)に基づいた分析手法。情報取得のリアルタイム性が必要となり個人では難しい。ノイズ情報も多いので解析難度も高い

  • 株価分析

 株価情報を用いた売買。業績から割安割高などを判断するファンダメンタル分析だったり、チャートの動きから判断するテクニカル指標を使った分析を行う。一般的な株式売買ではほぼこの手法で行う

  • テキスト解析

 ニュースや株価評論、掲示板、SNSなどの文字情報から売買を判断する手法。精度はソースの質に大きく依存する

 この中の「株価分析」、「テキスト解析」の方法で具体的に自動売買プログラムの作成を検討してみます。続く・・